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革修理ブログ
2024/07/01
CHANELシャネル カバン修理 ラムスキン 色変え カラーチェンジ リカラー
ソファーの修理、CHANELシャネルのマトラッセの修理の革研究所東大阪店、生野(ショウノ)でございますm(__)m
CHANELシャネルのマトラッセ、チェーンバッグの色変え、黒にカラーチェンジ、リカラーのご依頼を頂きましたので、ご紹介させて頂きます~(*^-^*)
今週もはじまりました~!!先週の天気予報では今週はとても暑くなると言っていましたが…今週もぐずついた天気が続くみたいですね~(^-^; もう少し梅雨が続くみたいですね(^-^; ジメジメして気持ち悪い天気が続きますが…今週も頑張りましょ~!!
さて、今回ご依頼を頂きましたのはCHANELシャネルのマトラッセというバッグになります(^^)お色は白のバッグになりますが、少しよごれや黄ばみなどが少し気になるので、思い切って黒にお色を変えることができないかとご相談を頂きましたm(__)m
バッグを拝見させて頂きましたところ、バッグ自体に汚れやシミ、黄ばみなどはありましたが革自体はまだまだ状態が良い状態でした。革の状態があまりに悪い場合は染め直しなどのお色の補修をすることが出来ない場合があるのですが、今回ご依頼のバッグに関しては特に問題なく染め直しの施工することが出来そうです~!!
CHANELシャネルのマトラッセというバッグなんですが…とても多くのご依頼やご相談を頂いております。何年か前くらいから、ヴィンテージシャネルというものがとても人気があり、世代を超えてとても人気があるみたいです(*^-^*)今までいろいろとご相談を頂いた時にお客様とお話をさせて頂くのですが、お孫さんが使いたいと言っているからキレイにしてほしい(^^)とか、若い方が持ってこられて、おばあちゃんが持っていたものをキレイにしてまた使いたい(^^)とかいう感じの世代を超えて受け継がれているようなバッグなんだな~という事がわかりますね(^^) デザインを見るととてもシンプルなもので、高級感がありますし、やはりCHANELシャネルのココマークがとても良いですよね! ブランドのものに縁があまりない私でも知っている世界中でとても有名なマークですよね(*^-^*) シンプルなデザインの中にココマークがあることで高級感がハンパないですよね(*^-^*) 世代を超えて受け入れられるのもわかりますね~!!
このマトラッセなんですが、革の素材がラムスキンという革が使われている事がほとんどなんです。このラムスキンというのはどのような革かご存知でしょうか~(*^-^*)このラムスキンというのは生後1年以内の羊の革の事をいうんです。羊の革というだけでもシープスキンと言って比較的柔らかい革の部類に入るのですが、その中でもラムスキンというのは子羊の革になるので、さらに柔らかくて繊細で、とても手触りのよいのが特徴の革になります(*^-^*) この繊細て柔らかい革がCHANELシャネルのマトラッセと言われるバッグに使われているんですよ~(*^-^*) このラムスキンの手触りや質感がさらに呼吸感を高めていますよね~!!
実際にラムスキンという革はCHANELシャネルのマトラッセ以外にもハイブランドの高級バッグにはよく使われていますね~!!ですのでラムスキンと言えば高級バッグに使われている革と言えばコレという感じですね(^^)
ですがこのラムスキンという革なんですが…高級感、とても良い手触り、質感などメリットもすごくあるのですが…デメリットもあるんですね~(*^-^*) それは柔らかい革という事で、少しキズがつきやすいんですね(^-^; 人間の赤ちゃんの柔らかい肌を思い出してみても分かりますよね(^-^;少しこすれただけでもキズついてしまいそうなくらい柔らかいですね(^-^; それと同じなんです(^-^; このラムスキンという革もすごく柔らかいので、こすれてキズがつきやすいんです(^-^;こすれてキズがついてしまうと、お色がハゲてしまうとバッグの印象がすごく変わってしまって、古いバッグという印象になりますね~( ;∀;)
ラムスキンのデメリットなんですが、もう一つあるんです(^-^; これは私がいろいろなバッグの修理をしていて思う事なのですが、ラムスキンのバッグは色あせしやすいという事があるように思います。これは私が思うところなんですが…ラムスキンの独特の柔らかい手触りを残すために、革を作るタンナーさんが革を染める塗料を普通の革よりも薄めに着色しているのではないかと思うんです(^^) 革を作ったことが無いのでわからないのですが…塗膜が薄いので、色あせというか塗料自体が褪色してしやすいのではないかと思います。
今お話ししましたようにラムスキンという革はメリットもありますが、デメリットも少しあるんですね(^^)
さらになんですが…このCHANELシャネルのマトラッセのラムスキンは修理するのもとて難しいんですよ(^-^; やはりとても柔らかいので、クリーニングをしたり、キズを補修したり、着色をしたりと作業をするときに、逆に革を傷めてしまう事があるんです。ですので、作業はすべて特に慎重にしないといけませんし、革の状態をしっかりと見極めながら修理をしないといけません…(*_*) 革の修復の作業は基本的にはどんな革でも工程自体はガラッと変わる事はないんですが…この見極めがとても重要になります。この見極めという部分で特に重要になるのが…やはり職人の経験になるんですね~(*^-^*) どれくらいの修理の経験をしてきたかでこの見極める力が上がっていくと思います(*^-^*) 革研究所東大阪店ではラムスキンやカーフスキンといった柔らかい革の修理の実績が多数ございますので、安心して修理を任せてください!! 革の状態を見極めながら、できるだけラムスキンの手触りをのこすように作業をし、またできるだけキレイに仕上げるようにさせて頂きます~!! CHANELシャネルのマトラッセなどのラムスキンのバッグの修理のお店をお探しの方は革研究所東大阪店にお気軽にお問い合わせくださいね~!!
それでは今回のご依頼のバッグをご覧頂きたいと思います(*^-^*)
いかがでしょうか~?
一般的なCHANELシャネルのマトラッセとは少し違って縦長のデザインのバッグになります。横長のマトラッセとは違うのですが、少し小ぶりでとてもかわいいデザインのバッグですね~(*^-^*) このかわいいバッグなんですが、お色が白ということもあり、全体的に少し汚れてしまっており、黄ばんだような印象になってしまいました。ですが、とても大切に使っていたのがわかりますね。角部分などのスレも軽度ですし、状態としては悪くないです。ですがもう一度、同じような白にすることは出来るのですが…また同じように汚れてしまったりしてしまう可能性が高いので、思い切って黒にしたいというご相談をいただきましたm(__)m 黒にすることが、汚れが目立たなくなりますし、キレイな状態を比較的長持ちさせることが出来ますよ~!!またCHANELシャネルのデザイン的にも黒のものも多いので、特に違和感なくカラーを変えることが出来ます!! カラーチェンジの施工も今までいくつも施工させて頂いていますので、安心してお任せくださいね!!
今回のようにチェーンに革ひもが通っているものも分解して、染めることが出来ますので安心して修理をお任せいただければと思います~!!
カラーチェンジをする時にたまにお問合せを頂くのですが、黒のお財布を赤にできますか?という質問を頂く事があります。これは基本的には難しいんですね~(^^) カラーチェンジをするときに重要なのは、今の革のお色より暗いお色や濃いお色へのカラーチェンジは可能という事なんです。今より明るいお色にする場合は下地の染料を使っての染めの工程でお色を出すことが出来ないという事と、明るいお色にする場合、塗料のお色をキレイに発色させるために何度も重ね塗りしなくてはならず、どうしてもベタ塗りしたようになってしまう事があるんです。このような理由から、暗くて濃い目のお色から明るいお色にカラーチェンジをすることは難しんですね~(^-^; ですので、一番濃くて暗いお色である黒の革は黒にすることしかできないんです(*^-^*) バッグやお財布のカラーチェンジをお考えの方は参考になさってくださいね~!!
長々とお話をさせて頂きましたが、施工方法のご紹介をさせて頂きますね~!!施工のスタートはクリーニングからのスタートになります。ラムスキンの革のクリーニングなんですが、通常の牛革とは違い、柔らかい革なのでゴシゴシとブラッシングすることが出来ないので、柔らかいウエスにクリーナーを塗布して、やさしく拭き取っていく感じになります。今回のバッグは革の状態が良かったので、いい感じにクリーニングをすることが出来ましたが、革の状態が悪い場合はクリーナー自体できない事もあります。軽く拭きとるだけでもある程度汚れを落とすことが出来たかと思います~!!
表面の汚れがキレイに落ちたら、次はキズの修復をしていきます。今回のバッグなんですが、スレなども比較的軽度なのでひどいこすれなどはありませんでしたので、キズの補修材を使っての補修作業で綺麗に修復することが出来そうです。この補修方法もキズやスレの状態によって塗料を選んで補修するんです。革研究所東大阪店ではいくつもの修復用の塗料を駆使してバッグをキレイに修復させて頂きます~!! こすれてしまった部分にキズの補修材を塗布していきます。塗布することで少し毛羽だってしまった革をおさえてしまいます。ですが毛羽立ちをおさえるだけでは少しざらつきが残ってしまいますので、研磨をかけていくんです。研磨をかけることで、ざらつきをなくし、滑らかな手触りにしていきます。四隅のスレがとてもキレイになりましたよ~!!
角部分などの補修が終わったら、次は着色の工程に入ります。カラーチェンジをする場合は顔料を塗布する前に染料という塗料を使って着色していきます。染料というものは、読んで字のごとく…革に染み込んでお色を入れることが出来ます。この染料で革自体にお色を入れることで仕上げの顔料が少し剥げてしまったとしても、元のお色が出にくくなるのでバッグのお色を長持ちさせることが出来ます(^^)カラーチェンジをするときはこの染料を使った染めの工程が必須になります~!! バッグに染料を塗布して、黒く着色させていただきました~!!
革自体がしっかりと黒くなったら、次は顔料を使った着色の工程に入ります。1回目の染めに使い塗料を調合していきます。黒の塗料に下地を作る塗料を混ぜていきます。革にしっかりとお色を定着させ、下地を形成する特殊な塗料になります! こちらの塗料をもう一度バッグに塗布していき、バッグを着色します。この塗料を少しムラになることがありますので、注意しながら施工をします。スプレーで塗料を塗布するのですが、少しづつ丁寧に作業をします。すこし薄めに塗料を塗布して乾燥させ、状態を確認しながら作業を進めていきます。少し時間をかけ、ムラなくお色を入れることが出来たかと思います~!!
ここで一度乾燥させ、塗料の定着、ムラがないかなど確認をしました。とてもいい感じです(*^-^*) キレイに出来ていましたので、仕上げの染めの工程に入ります。仕上げの染めに使う塗料は1回目の染めの塗料とは違う塗料になります。仕上げに使う塗料を調合していきます。黒の塗料に色止め材を加えていき、ツヤ感を調整します。黒のバッグは少しツヤ感がある方が黒に深みが出ますので、ツヤ感の調整はとても重要です(*^-^*) 調合した塗料をバッグに塗布していきます。ここでもムラにならないように丁寧に塗料を塗布していき、全体が均一なお色、ツヤ感になったらこれで色変え、リカラーの作業が完了になります~!!
それでは仕上がりのバッグをご覧くださいね~!!
いかがですか~!!
汚れや黄ばみが気になる白のバッグでしたが、黒に色変え、リカラーすることでとてもキレイな黒のバッグに生まれ変わりましたよね~!!
チェーン部分に通してあった革ひもも黒に変わりましたので、違和感なくカラーチェンジできましたよね~(*^-^*)
ツヤ感もいい感じで、しっかりとしたブラック感?があります(*^-^*)www
これでまた新しい気分でお使いいただけるかと思います~!!
お客様も生まれ変わったバッグを見て、とても喜んでくださいましたよ~!!
ご依頼を頂きまして、ありがとうございました~!!
革研究所東大阪店はソファーの修理できます!! ご自宅の革ソファーの汚れ、黒ずみ、劣化などでお困りの方も革研究所東大阪店まで気軽にお問い合わせください~!!
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