革修理｜東大阪の革修理なら革研究所 東大阪店

ソファー修理、バッグ修理の革研究所東大阪店、生野（ショウノ）でございますm(__)m

CHANELシャネルのマトラッセ、ラムスキンのチェーンバッグのカラーチェンジのご依頼を頂きましたので、ご紹介させて頂きます(*^-^*)

 

明日からはゴールデンウィークの後半ですね～(^^)　革研究所東大阪店も明日から４連休させて頂く予定でございますm(__)m　お店はお休みさせて頂いておりますが、LINEやメールでのお問合せはいつでも大丈夫ですよ～(^^)　回答が遅くなってしまうかもしれませんが…(^-^;　必ず回答させて頂きますので、送っておいてくださいませ～m(__)m

 

さて、今回のご依頼ですが、CHANELシャネルのマトラッセ、ラムスキンのバッグになります。お色は白のバッグなのですが、やはり汚れが気になるので、思い切って黒にカラーチェンジしてほしいというお問合せを頂きました(^^)　バッグを確認させて頂きましたところ、革にひどい破れやキズもなく、革自体はまだまだ元気な状態でしたので、カラーチェンジすることは可能かと思います。

 

カラーチェンジをするにあたって、どこまでカラーチェンジをするかはお客様の方で決めて頂いております。今回のバッグなんですが、CHANELのシルバーのロゴがバッグの内側にプリントされています。初めは内側まですべて黒にしようかなと言っていましたが、ロゴは消えても大丈夫ですか～？と確認しましたところ、少しお悩みになったみたいですが、内側はそのままで外側とフラップの部分までをカラーチェンジしてほしいという事になりました。基本的には外側の見える部分はすべて黒になりますので、お使いいただく際にはあまり違和感なくお使いいただけるかとは思いますし、CHANELのロゴは残りますのでブランドバッグの品格も残るように思います。マスキングを丁寧にすることでカラーチェンジする部分としない部分をキレイに分けることができます(^^)

 

それでは施工のご紹介をさせて頂きますね～(^^)　まずはクリーニングをしていきます。ラムスキンという柔らかい革ですので、ゴシゴシとクリーニングすることは出来ませんので、ウエスにクリーナーを少し付けて汚れをふき取っていきます。これだけでもかなり汚れを落とすことができました。汚れが落ちたら、ここでマスキングの作業をしていきます。カラーチェンジする部分としない部分の境目は特に丁寧にマスキングテープを貼っていきます。この作業は仕上がりにかなり影響しますので慎重に作業をさせて頂きましたm(__)m

 

マスキングが終わったら、染料を使って革自体にお色を入れていきます。染料で革自体にお色を入れておけば、顔料の発色がよくなるのでしっかりと染めさせていただきました。革にお色が入ったら、次は角部分などのスレや小傷を補修していきます。比較的キレイな状態でしたので、スレの補修材を塗布して乾燥、研磨をかけることでとてもキレイに修復することができました(^^)

 

キズの修復が終わったら、染めの工程に入ります。１回目の染めに使う塗料を調合していきます。調合した塗料をバッグに塗布していきます。１回目の染めの塗料はムラになることがありますので、注意しながら作業をさせて頂きました。キレイにお色を入れることができましたよ～(^^)

 

キレイにお色が入ったら、一度しっかりと乾燥させてから仕上げの染めの作業に入ります。仕上げの染めに使う塗料を作っていきます。黒の塗料に色止め材を加えて、ツヤ感を調整していきます。調合した塗料をバッグ全体に塗布していきます。お色やツヤ感が均一になったらこれでカラーチェンジの作業完了です～！！

 

それではBEFORE→AFTER画像をご覧ください～！！

いかがでしょうか～？

すこし汚れてしまった印象のバッグでしたが、黒にカラーチェンジをすることで全く違う印象のバッグになりましたよね～(^^)

内側の部分はそのままにしましたので、CHANELのロゴもしっかりと残っています。

ツートンのバッグになりましたが、特におかしくもなく、逆におしゃれになったように思います！！

チェーン部分に通っている革ひももしっかりとカラーチェンジしましたよ～！！

とても良い感じに仕上げることができたかと思います！！

ご依頼を頂きましてありがとうございました～！！

 

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