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ソファー修理、バッグ修理の革研究所東大阪店、生野（ショウノ）でございますm(__)m

CELINEセリーヌのトリオというショルダーバッグの角スレの補修、染め直しのご依頼を頂きましたので、ご紹介させて頂きます(*^-^*)

 

今日の朝も冷えましたね～(^-^;　一気に冬になった感じがしますね～(^-^;　どんどん寒くなるんでしょうね～(>_<)　今日も一日頑張ります～！！

 

さて、今回のご依頼ですがCELINEセリーヌのトリオというショルダーバッグになります。お色は黒で、全体的な色あせ、角部分のスレが気になるので、直してほしいという事でご依頼を頂きました(^^)　ありがとうございますm(__)m

 

今回ご依頼のバッグですが、少し色あせがひどくなっていました。黒でしたが、少しグレーのように見えるくらい黒が薄くなってしまいました。このように色あせしてしまう事で、バッグ自体が古く見えてしまいますね～(^-^;　また、少し柔らかいめの革が使われていますので、どうしても角部分などはスレてしまって、お色がハゲてしまいました。　ラムスキンほど柔らかくはないのですが、カーフスキンのような柔らかさの革でしたので、スレてしまいますね(^-^;　　ですが、まだまだあきらめないでくださいね～(*^-^*)　穴があいてしまったり、ひどく破れたりしない限りは修復することができるんです(*^-^*)

 

今回のお客様も早めにご相談を頂きましたので、頑張ってキレイに修復させて頂きたいと思います～(*^-^*)

 

まずは全体をしっかりとクリーニングをしていきます。　まだまだ塗膜が丈夫でしたので、しっかり目にクリーニングをさせて頂きました。クリーニングが終わったら、全体を研磨していきました。比較的ツルっとした革でしたので、研磨をすることで塗料のノリをよくします。また、表面にいくつかついてしまっていたひっかき傷を研磨してなだらかにしていきました。研磨することで、ひっかき傷はかなり目立たなくなります(^^)

 

表面がキレイになったので、角部分のスレを補修していきます。スレてしまった部分に補修材を塗布して、毛羽だってしまった部分をおさえていきます。毛羽立ちをおさえて乾燥させてから、研磨をします。この工程を何度か繰り返してスレを補修しました。革製品の修理はかなり研磨が重要になるんです(^^)　ですが、この研磨がとても難しいんですね～(^-^;　丁寧に作業をさせて頂き、いい感じに修復することができたと思います！！

 

スレの補修が終わったら、全体の細かいスレやキズを修復して、染めの下地が出来上がりです～！

 

下地処理が終わったので、次は染めの工程に入ります。　１回目の塗料をスプレーを使って少しづつ塗布していきます。１回目の塗料はキズを埋める効果もありますので、研磨してなだらかになったひっかき傷もさらにキレイになりました(^^)　全体をムラなく染めていき、しっかりとお色が入ったらこれで１回目の染めの工程が完了です～(^^)

 

１回目の染めが終わったらムラが無いのを確認し、仕上げの染めの工程に入ります。仕上げでは色止め、ツヤの調整、最終の着色になります。２度目の染めの塗料を調合し、スプレーを使って塗料を塗布していきます。　しっかりと塗布して、全体がしっかりと黒く染まったら、仕上げの染めが完了です～！！

 

それではBEFORE→AFTER画像をご覧ください～！！

いかがでしょうか～？

スレてしまってお色がハゲてしまった角部分も補修されお色が入ってとてもキレイになりました～(*^-^*)

全体に色あせてしまって少しグレーっぽくなってしまったお色も真っ黒になりましたね～！！

とてもいい感じの仕上がりになりました～！！

仕上げにポリマー加工をしましたので、手触りはサラサラになりました！！

サラサラにすることで、しばらくはスレたりしにくくなるかと思います～！！

また長くお使いいただけるのではないでしょうか～(*^-^*)　

ご依頼を頂きましてありがとうございました～m(__)m

 

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