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革財布、革バッグ修理、染め直しの革研究所東大阪店、生野（ショウノ）です。

今日はHERMESエルメスドゴンのほつれ縫い、コバ補修、染め直しの施工のご紹介の続きになります。

今日は祝日ですね。今日も革研究所東大阪店は頑張って営業しています。お問合せをお待ちしています！

さて、今回のお客様の財布の修理ですが、HERMESエルメスのドゴンデュオというコインケースがセパレートタイプになっている財布です。とても愛用されていたのでしょうか、少し傷みがでていました。特に角部分はコバをコーティングしていたものも完全に剥がれてしまって糸も切れてしまっています。革が開いてしまっていました。

ですが、切れた糸は縫い直して、コバももう一度コーティングを再生、仕上げに染め直しでとても綺麗な復活します。

まずはほつれの補修をしました。こちらはミシンで最初の縫い目に合わせて縫っていきます。革自体が硬くなってしまっている場合は縫ってもまたそこから裂けてしまう事もありますが、こちらの革はまだまだ柔軟性もあり問題なく施工できました！！

その後はクリーニング、脱脂をします。ここである程度キズを補修していきますが。全体にスレてはいますが、大きな傷はなかったので細かいキズの補修をしました(^-^)

下地が完成したので、染め直しに入ります。あまりツヤがありすぎても安っぽく見えてしまうので、少しツヤがでる程度に仕上げていきました(^-^)少しツヤがある高級感のある感じに仕上がったと思います！

染め直しが終わると次はコバの再生です。コバ材は一度にたくさん塗布するよりも薄く塗って乾燥、薄く塗って乾燥の繰り返しになります。ある程度の厚みが出るまで何度か繰り返します。　

コバの補修が完了したので、仕上げにポリマー加工をして仕上げます(^-^)ポリマー加工をすると表面がツルツルしてしばらくはキズがつきにくくなります。少しでも長くきれいにお使い頂けるように施工させて頂いています。

それではBEFORE→AFTER画像をご覧頂きたいと思います～！

いかがでしょうか？

糸がほつれてしまい、全体に色あせてしまった財布もしっかりと色が入りきれいによみがえりましたよ！

内側もしっかりと染め直しましたので、内側も綺麗になりました！

これでまたしばらくはお使い頂けると思います！！ご依頼頂きましてありがとうございました！！

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