革修理｜東大阪の革修理なら革研究所 東大阪店

革バッグ修理の革研究所東大阪店、生野（ショウノ）です。

今日は革のトートバッグの染め直し、カラーチェンジのご依頼のご紹介をさせて頂きます。

あっという間に金曜日ですね。あと少し頑張っていきましょう！！

こちらのトートバッグですが、ブラウンのバッグでしたが、白にして欲しいとのご相談を受けました。当店としましてはカラーチェンジは基本的には明るい色から暗い色へのカラーチェンジをおすすめさせて頂いています。

理由はいくつかあるのですが、一番大きい理由としては下地の染めが難しいことだと思います。革自体を仕上がりに近い色にしてから仕上げの塗料を塗布しないともし表面の色が擦れてしまった時に革自体の色が出てきてしまいます。たとえばブラウンのバッグを黒にカラーチェンジする場合はまず革自体に染料という物を使って革自体を黒に染めてしまいます。その後に黒の塗料を使って仕上げます。こうすることによって表面の色がもし剥がれても下地の色が出ることが無くなります。

ですので、カラーチェンジは明るい色から暗い色へのチェンジをおすすめしているのです。ですが、今回のお客様にもリスクなどを説明させて頂いた上でご理解頂きまして、ブラウンからオフホワイトへのチェンジを施工させて頂きました！

できるだけ後から剥がれないようにいつもより丁寧に下地処理をしました。油分などが残っていると剥がれの原因になるのでクリーニング、脱脂は特にしっかりとしました。

その後、水性塗料で色を入れてある程度染めていきます。その後に油性塗料を使って仕上げていきました。

普通ならここで仕上がりなのですが、最後にポリマー加工をして仕上げました。ポリマー加工をするとバッグの表面がツルツルした感じになるのでスレキズなどがつきにくくなります。これで少しでも長くお使いいただけるのではないかと思います。

それではBEFORE→AFTER画像をご覧頂きたいと思います！！

いかがでしょうか？

ガラッと印象が変わりましたね(^-^)　重ね塗りした上にポリマー加工を施工しているのでしばらくはこの状態で使用できると思います。

綺麗にカラーチェンジ出来たのではないかと思います！！

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