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革修理ブログ
2020/12/15
LOEWEロエベ 持ち手の剥がれの補修1
こんにちは。革研究所東大阪店の生野(ショウノ)です。
今週はとても寒いですね(>_<) コロナにもインフルにも風邪にも気を付けて頑張りましょう!!
さて、今日の施工のご紹介ですが、LOEWEロエベのハンドバッグの持ち手の補修です。
オレンジ色のロエベのハンドバッグですが、本体部分はほとんど汚れなどはありませんが、持ち手の部分だけが剥がれてきてしまっています。
最近ではアルコール消毒が日常化されていますので、その影響もあるのでしょうか…このようなトラブルが増えてきているように思います(^^;
消毒したアルコールがまだ完全に乾いていない状態でバッグを持ってしまうと持ち手の塗料が溶けてしまう事があります。 また、バッグの表面にアルコールが垂れてしまって白く変色してしまったなどのトラブルがよくあります。 コロナ禍ならではのトラブルなのかもしれませんね(>_<)
このようなアルコールなどによるバッグのトラブルでお悩みの方はぜひ革研究所東大阪店までお気軽にお問合せ下さい!! 親切丁寧に対応させて頂きます!!
今回のお客様のバッグですが、はじめは持ち手の交換をおすすめさせて頂いたのですが、このような色の革がありませんので似た色の革で作成すると多少違和感が出そうなので…今の塗料を全て剥がして染め直しをすることにしました(^-^) 染め直しをすればしっかりと調色して染め直すので違和感なく仕上げられることができます!!
ハンドルの革自体の痛みがほとんどなかったので今回はとても綺麗に仕上げることができました(*^▽^*)
今日はBEFORE画像をアップさせて頂きます(^-^)
持ち手の塗膜が剥がれてきていますね~
一度剥がれだすとどんどん剥がれていくような感じですよね(^^;
原因はアルコールなのか手の油分なのかわかりませんが…このようなトラブルはよくありますね(^^;
仕上がりは明日のブログでアップさせていただきます!!