革修理｜東大阪の革修理なら革研究所 東大阪店

こんにちは。革研究所東大阪店の生野（ショウノ）です。

今日もいい天気ですね～(^-^)今日も一日頑張っていきましょ～！！

さて、今日の施工のご紹介ですが、三人掛けのスエード調のソファーの染め直しです。

単にスエードと言いましても正式には豚革の裏面（床面）をバフ掛けして起毛させた素材の事を言います。ですので、こちらのソファーの材質を確認したわけではありませんので…スエード調のソファーというようにします…(^^;　

起毛素材は他にもヌバック、ベロアなど種類があります(^^;　私もその辺の知識はまだまだなのですが…素材が違ったり毛足の長さが違ったりで呼び方が変わります(^-^)　

ですが、起毛素材すべてに言えることは、汚れやすいこととメンテナンスが難しいことの二つではないかと思います…。当店にもスエード素材についてお問合せはよくあるのですが…お断りせざるを得ないことも良くあります(>_<)　下手に触ると逆にお客様にご迷惑をかけてしまうこともありますし、水を使うと色あせしたり、硬くなったりすることもあります。スエード調の素材の取り扱いはとても気を使います。

今回のお客様のソファーもスエード調の起毛素材だったのですが、出張見積もりの際に確認させて頂いたのですが、毛足が短いので何とか染料や顔料も使えそうですし、色落ち、色移りしないように色止めも可能と判断させて頂きました(^-^)　

ですが、ここでしっかりと確認させて頂いたのが、少し質感、手触りなどは変わってしまいます。スエード調の起毛素材は手触りはやわらかくなめらかなのが特徴です。ですが、染め直しをするとやはり少し硬くなりますし、印象が変わってしまうことはご理解下さいとご説明させて頂きました。お客様もこのままでは使えないので、その点もご理解頂いてご依頼を頂くことになりました。

今日は施工前のソファーの画像をアップさせて頂きますね。

画像でもわかると思いますが、スエード調のでやわらかい手触りの印象のソファーです。

ですが、元は水色っぽい色だったのが退色してしまってほとんど白に近い色になっています。

こちらのソファーが染め直しでどうなるか…明日のブログでアップさせてもらいます(^-^)