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革修理ブログ
2020/10/27
一人掛け ソファーの染め直し2
こんにちは。革研究所東大阪店の生野(ショウノ)です。
今日はとても気持ちいい天気です(^-^)今日も一日頑張りましょう!
さて、今日の施工のご紹介ですが、昨日の続きになります。大阪市内のおしゃれなイタリアンのお店からのご依頼で一人掛けのソファーの染め直しです。
昨日もお話ししましたが、まだまだとてもきれいだと思ったのですが、工房に持って帰ってみると長年蓄積された汚れと色あせ、変色などが見られました。赤は色あせ、変色しやすいので仕方ないですね。
まずはクリーニングをしたのですが、長年蓄積された汚れをとるのは一苦労でした(>_<) レザークリーナーを使って丁寧にブラッシングしながらクリーニングしています。革の表面を傷めない程度に何度もクリーニングをして何とかきれいになりました(^^; 革のシボ(模様)に入り込んだ黒い汚れを取るのに結構苦労しましたね(^^;
でもここで汚れをできるだけ除去しないとあとの工程に響いてくるので頑張りました~(^-^)
クリーニングが終わるとキズのチェックとキズのリペアに入ります。角部分とかに何か所が大きめのキズがありましたが、他は小さなキズでしたので、下地処理の時にキズ補修材を使えばきれいになるくらいのキズでした。
キズの修理が終わると調色、下塗りに入ります。昨日も言いましたが、普通の赤ではきれいな色味が出ませんでした。ですので革研究所グループではそんな時にはイタリア系の色味に対応した塗料があります。こちらはイタリアレッドを使う事でバッチリの色味を作ることが出来ました!(^^)!
調色が出来たので下塗りに入っていきます。この時に小さなキズを埋めるキズ補修材を使いながら下塗りをしていきます。下塗りでほとんどキズが消えたので、下塗りでかなりきれいになりました!!
そして、仕上げの染めに入っていきます。ここでも塗料を使いながらきれいに染め上げていきます。こちらのお客様には仕上げにトップコート(防汚加工)も施工させて頂きました。
トップコート(防汚加工)をすることで透明の塗膜が重なるのでしばらくは汚れにくくなります。丈夫な膜が形成されるので大切な物を汚れから守ることができます!!
こんな感じでいよいよ完成しました~!(^^)!
それではBEFORE→AFTER画像をご覧頂きたいと思います!!
いかがでしょうか~?
座面は色あせした上から黒ずんでしまっていたのが、きれいなイタリアレッドによみがえりました!(^^)!
全体的に色味が復活してツヤも出て清潔感のあるソファーに復活したと思います。
ご自宅のソファーが黒ずんでしまったり、色はげ、色あせ、ひび割れなどが気になる方は。ぜひお気軽に革研究所東大阪店までお問合せ下さい!!