革修理｜東大阪の革修理なら革研究所 東大阪店

こんにちは。革研究所東大阪店の生野（ショウノ）です。

今日は雨でうっとうしい天気ですがみなさん頑張っていきましょう！！

今日の施工のご紹介なのですが、Louis Vuitton（ルイヴィトン）モノグラム、パテントレザーの染め直しです。パテントレザーとは革にエナメルコーティングがされており、最初はとてもきれいでツヤがあり人気の素材です。

ですが、エナメルの財布やバッグはとてもトラブルが多いですね。一番多いのはインク移りのトラブルです。エナメルの表面は革のような凹凸がありませんので物が張り付きやすい素材となっています。ですので、財布などはバッグ中でレシートや何かの印刷物などに長時間触れ続けていると張り付いてしまい、そのインクがエナメルの表面に転写してしまうトラブルが多いです(>_<)

次に多いのが淡い色味のパテントレザーの財布などで多くみられますが、黒ずんだような汚れがとれないトラブルですね。手は手あかや汚れが付着していますので長い期間使用しているとどうしても表面に少しづつ汚れが移ってしまいます。一度移ると何をしてもほとんど取れることはありません。私もいろいろ試しましたが無理でした(T_T)

三つ目に多いトラブルは色あせです。今までにもパテントレザーの色あせの修復の施工事例をご紹介してきたのですが、直射日光に長時間さらしたりしたわけでもなく、押し入れにしまっていただけなのに色が変色することもあります。色あせしたり、変色してしまった時もどうしようもありません(T_T)

今までいろいろとご相談にのってきましたが、この三つのトラブルがとても多いです(T_T)

この三つのトラブルを解決する方法は…染め直しをするしかないと思います(^-^)　汚れたり変色したバッグや財布をそのまま持つのは気になると思います…でもとても高価で思い入れや思い出の詰まったバッグや財布をずっとしまっておくのももったいないですよね。

そんなときはぜひ革研究所東大阪店までご相談下さい！！　親切丁寧に対応させて頂きます！！

今回ご紹介させて頂く施工のご紹介に戻るのですが、Louis Vuitton（ルイヴィトン）モノグラム、パテントレザーのジッピーウォレットの染め直しの事例です。　エナメル自体の剥がれなどは無いのですが、薄いピンク色のパテントレザーですのでとても汚れが目立っていました。毎日使っているとどうしようもないですよね。簡単に買い替えできるような価格でもないですし…という事で当店にご依頼いただきました！！

内側の色味に合わせて染め直しをして、エナメルのコーティングをして仕上げました！１手あかなどでかなり汚れてしまっていましたが、きれいに仕上がることが出来ました！！

今日はBEFORE画像をご覧ください！

もともとは薄いピンクのかわいい財布だったと思いますが、一部インク移りや手あかなどの汚れが目立ちますね。

これが染め直し、エナメルの再コーティングをすることでとてもきれいによみがえります(^-^)

明日のブログをお楽しみに！！