コーチ　ハンドバッグ染め直し | 革修理の革研究所東大阪店

革修理ブログ

2023/07/25

コーチ　ハンドバッグ染め直し

こんにちわ。革研究所東大阪店の生野です。

今回はコーチのハンドバッグの染め直しを施工しました。もともと痛みはそこまでひどくはありませんでしたが、染め直しをして欲しいとのことでしたので、施工しました。

今回のお客様は当店の近くのお客様で飛び込みでご来店されましたm(__)mありがとうございますm(__)m

普段使いのバッグでとてもお気に入りのバッグだそうで、スレや色あせがとても気になるので、何とかきれいに修復してもらう事はできないかとご相談を頂きました(*^-^*)

毎日使うバッグですので、スレてしまったり汚れてしまったり色あせてしまったりすると、とても気になりますよね(^-^;

ですが、ひどい破れや深いキズなどが無ければキレイに修復することができますよ～！！

お客様にご説明をさせて頂き、ご依頼を頂く事になりました～！！

毎日使うバッグや財布は毎日目につきますので、一度気になると使いたくなくなることがありますよね(^-^;

ですが、高価なバッグやお気に入りのバッグや財布は長く使いたいものです。今はSDGsも言われていますし…大切に長く使いたいですよね(*^-^*)　そんな時は革研究所東大阪店までお気軽にお問合せくださいm(__)m

お客様の大切なものを長くキレイにお使いいただくお手伝いをさせて頂きますよ～(*^-^*)

コスト的なところもあるかと思いますので、ご予算などありましたらその点もご相談くださいね～m(__)mできるだけご相談に乗らせて頂きたいと思います～！！

今回の施工ですが、まずはキレイにクリーニングをすることから始めます(*^-^*)クリーニングは革研究所で自社開発したレザークリーナーを使ってクリーニングをします。柔らかいウエスなどにクリーナーを塗布し、汚れをふき取っていくか、革自体がまだまだしっかりとしているときは直接レザークリーナーをバッグに塗布して、馬毛ブラシのような柔らかいブラシを使って革の表面をブラッシングしてシボに入り込んだ汚れをかき出してキレイに汚れを取っていきます(^^)

キレイに汚れが取れたら少しツヤが落ちてしまいますね。ですが、ツヤが落ちたら汚れや油分が落ちた証拠ですね(^^)

汚れがしっかりと落ちたら、角部分などのスレを補修していきます！！

すれの補修はこれも革研究所で自社開発したキズの補修材を使って補修していきます！スレてしまった角部分などに補修材を刷毛などを使って塗布していきます。塗布して乾燥させたら、研磨をしていきました。研磨をすることで綺麗な表面を作っていきます。この工程は１度ではなかなかキレイにすることはできないので、この工程を何度か繰り返して補修していきます。大体は2～3回くらいするとキレイに補修することができます～！！

角部分などのスレの補修が終わったら次は全体の細かいスレやキズを補修して、下地を整えます～！！　下地処理をすることで染め直しの塗料のノリをよくすることができます！！

下地処理が出来たら次はいよいよ染めの工程に入ります～！！

まずは１度目の染めの工程です。ここでは革にしっかりと定着する塗料を使って染めていきます。全体にムラなく塗料を塗布していきます。染めの工程は基本的にはスプレーを使って染めていきます。少しづつ丁寧に塗料を塗布し、乾燥させながら作業を進めていきました。状態を確認しながらムラにならないように染めていきます(^^)全体がムラなく染まり、キレイになったら１度目の染めが完了です～！！

ここで１度しっかりと乾燥させますm(__)m　乾燥させてから状態を確認し、キレイに染まっていたら、次の工程に入ります！！

次の工程は仕上げの染めの工程になります！！

仕上げの染めの工程では色止め、ツヤの調整、仕上げのお色の調整になります！！ここでもスプレーを使って少しづつ丁寧に作業していきます！！　お客様の大切なものを施工するので、すべての工程で丁寧に作業をさせて頂くんですけどね～(*^-^*)ｗｗｗ

全体がムラなくキレイに染まり、ツヤもいい感じの半艶のような感じになったので、これで作業が終了です～！！

最後にポリマー加工をしてしばらくは汚れが付きにくいように加工し、すべての作業が完了しました～！！

小さな傷もわからなくなり、きれいに仕上がり大変喜んで頂きました。ありがとうございました。