革修理｜東大阪の革修理なら革研究所 東大阪店

ソファー修理、バッグ修理の革研究所東大阪店、生野（ショウノ）でございますm(__)m

アニアリ、メンズトートバッグの角スレの補修、色あせの補修、染め直しのご依頼を頂きましたので、ご紹介させていただきます(*^-^*)

 

１０月ももう後半ですね～(^^)　今月もめっちゃ早いです～(^-^;　１０月後半なのに…なぜかまだ暑いですよね(^-^;　比較的過ごしやすいので…今日も頑張って修理したいと思います～！！　たくさんのご相談、ご依頼をお待ちしております～！！

 

さて、それでは施工のご紹介をさせていただきます～！　今回ご依頼を頂きましたのはアニアリというブランドのメンズトートバッグになります。こちらのバッグなのですが、お色は黒なのですが全体的に色あせしてしまって黒が薄くなったような感じになってしまいました。また角部分はこすれてしまい、お色がハゲてしまいました。パッとみた感じですが、少し古い印象のバッグになってしまいました。バッグを拝見しましたところ、ひどい破れや深いキズなどはありませんでしたので、スレを補修し、染め直しすることでバッグをキレイに修復することが出来そうです(*^-^*)　お客様にご説明をさせていただきましたところ、ご依頼を頂けることになりました～！！キレイに復活させてみたいと思います！！

 

まず始めにバッグをクリーニングしていきます。レザークリーナーを使って表面に付いた汚れを落としていきます。お色が黒でしたので、あまり目立っていませんでしたが、かなり汚れを落とすことが出来ました。また持ち手の部分は手の油分が少し染み込んでしまっていましたので、クリーニングをしてからしっかりと脱脂をして余分な油分を除去しておきました。持ち手には手の油分や、レディースのバッグの場合はハンドクリームなどが染み込んでしまっている事が多いので、注意して作業させて頂きました！！

 

クリーニングが終わりましたので、次は角部分などのスレを補修していきます。四隅の角の部分はかなりお色の剥がれがありましたので、スレ補修材を刷毛を使って塗布していきます。補修材を塗布することで毛羽立ちをおさえて少しづつキズを埋めていきます。そして乾燥させます。乾燥させると少しざらつきが残ってしまうので、研磨をしてざらつきをとっていきます。１回の作業ではなかなかキレイにならないので、何度かこの工程を繰り返しておこなって補修していきます。何度かくり返し作業し、キレイに補修することが出来ました～！！四隅がキレイになったので、全体の細かい傷も補修していき、全体がとてもキレイになりました！！

 

キズの修復が出来ましたので、次は着色の工程に入ります。黒の塗料に下地形成剤を加えて塗料を調合します。調合した塗料をバッグに塗布していきます。全体を少しづつ染めていきます。お色がハゲてしまった角部分は特にしっかり目にお色を入れていきます。少しムラになりやすいので注意しながら全体にお色を入れていきます。ムラなくキレイにお色が入りました～！！この時点でかなり綺麗な黒になりました！

 

しっかりと乾燥させてから、仕上げの染めの工程に入ります。仕上げの染めに使う塗料を調合していきます。黒の塗料に色止め材を加えていき、ツヤ感の調整をします。黒のバッグは少しツヤを出すことで黒に深みが出ますので、ツヤの出るように調合させて頂きました！調合した塗料をバッグに塗布していきます。塗布することで、お色もさらに入り、ツヤも出てどんどんキレイになっていきます。角部分や持ち手は少ししっかり目に塗布して、できるだけ長持ちするように染め直しさせて頂きました！！お色やツヤが均一でキレイになったらこれで染め直しの作業完了です～！！

 

それではBEFORE→AFTER画像をご覧頂きたいと思います～！！

いかがでしょうか～？

角部分のお色の剥がれや色あせが気になるトートバッグでしたが、お色がしっかりとしたキレイなバッグに復活しましたよね～！！

新品とまではいいませんが…かなり綺麗になったかと思います～！！

これでまた気持ちよくお使いいただけますね～(*^-^*)

大切なバッグの傷み、色あせなどが気になる方は革研究所東大阪店までお気軽にお問い合わせください～！！

ご依頼を頂きましてありがとうございました～m(__)m

 

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