革修理｜東大阪の革修理なら革研究所 東大阪店

ソファー修理、カバン修理の革研究所東大阪店、生野（ショウノ）でございますm(__)m

COACHコーチのメンズショルダーバッグの角スレの補修、全体的な黒ずみの修理、染め直しのご依頼を頂きましたので、ご紹介をさせていただきます(*^-^*)

今日から９月にはいりました～！！今年もいよいよ後半戦に入ったという感じですね(^-^;　９月に入ったら、年末まで一瞬なんですよね～(^-^;　毎年ホントに早いです(^-^;　９月も頑張って修理したいと思います～！！

さて、今回のご依頼ですが、COACHコーチのメンズ、ショルダーバッグになります(^^)こちらのバッグですが全体的な色あせというか少し黒ずんだようなお色になってしまいました。バッグの内側の色あせしていない部分を見るともう少し明るい目のネイビーという感じでした。あと、角部分がこすれてしまって、お色が剥がれてしまいました。お客様は店頭に来ていただきましたので、施工方法などをご説明をして、ご依頼を頂く事になりました～(*^-^*)ありがとうございますm(__)m

さて、それではどのような施工をしたのかをご紹介させていただきますね～(^^)　いつも通り、始めはバッグのクリーニングから始めていきます。今回のバッグは色あせなどはあるもののバッグの塗膜はまだまだしっかりとしていましたので、レザークリーナーを直接塗布します。クリーナーを塗布したら、ブラッシングをして汚れを浮かせていきます。汚れが浮いてきたらウエスで拭きとっていきます。濃い目のお色ですのであまり汚れは目立ちませんでしたが、結構汚れを落とすことが出来ました(^^)汚れが落ちたら、さらに脱脂をして下地を整えていきます。バッグはキレイになったので次は角部分のスレを補修していきます。お色の剥がれはありましたが、革の破れなどはありませんでしたので、スレの補修材を使って補修していきます。補修材をスレた部分に塗布していきます。塗布すると革の毛羽立ちがおさまります。乾燥させるとどうしてもザラザラした感じになってしまいますので、研磨をしていきます。　研磨をすることでスレを平滑にしていきます。この工程は一度ではきれいにならないので、何度かくり返しておこなう事でスレがキレイになっていきます。　軽度のスレでしたので、補修するととてもキレイに補修できましたよ！！

キズのスレが出来ましたので、次は着色の工程に入ります。１回目の染めの工程に使う塗料を調合していきます。ネイビーというお色ですが、青に黒を混ぜただけだと思いませんか？ですが、お色というのは単純ではないんですよ～(^-^;これは職人の腕とセンスが問われるところなのですが…今回のお色は青と黒、赤、黄、白などを使って調色していきました(*^-^*)　バッグの内側の部分の汚れていなくて、色あせもしていない部分に合わせてお色を作っていきました。キレイにお色が出たら、バッグに塗布していきます。少しづつ丁寧に着色していきます(^^)ムラなくキレイに染めることが出来ました～！！

１回目の染めがキレイにできましたので、次は仕上げの染めの工程に入っていきます。仕上げに使う塗料をもう一度調色していきます。いい感じにお色が出来ましたので、色止め材を加えていき、半艶くらいになるように調整しました。そして調合した塗料をバッグに塗布していきます(^^)　あとから色移りなどしないようにしっかりと色止めをして、お色の最終調整をしたら、これで染め直しの作業完了になります～！！

それではBEFORE→AFTER画像をご覧頂きたいと思います～！！

いかがでしょうか～？

角部分のお色が剥がれた部分も補修され、しっかりとお色が入りましたので、ほとんど分からなくなりました～！！

すこし黒ずんでしまっていたバッグですが、キレイなネイビーのバッグに生まれ変わりました～！！

元々はこんな感じのお色だったのだと思います～！！

お客様にお渡ししましたところ、とてもキレイになり、すごく喜んでいただけましたよ～！！

ご依頼を頂きましてありがとうございました～！！

バッグの色あせや、角スレなどが気になる方は革研究所東大阪店までお気軽にお問合せください～！！

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