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革修理ブログ
2024/11/19
革カバン修理 Louis Vuittonルイヴィトン モノグラム ヌメ革部分の染め直し 色変え
ソファー修理、カバン修理の革研究所東大阪店、生野(ショウノ)でございますm(__)m
Louis Vuittonルイヴィトン、モノグラムのバッグのヌメ革部分の染め直し、カラーチェンジのご依頼を頂きましたので、ご紹介をさせて頂きます。
今週も始まりましたね~(*^-^*) 急に冷えてきました(>_<) いよいよ冬がスタートした気がしますね~(^-^; 年末に向けてとてもたくさんのご依頼を頂いておりますm(__)m ありがとうございますm(__)m 今日もがんばって修理をしたいと思います! 今日も一日頑張りましょう~!!
さて、今回ご依頼を頂きましたのは、Louis Vuittonルイヴィトンのモノグラムのバッグになります。このモノグラムとヌメ革との組み合わせのバッグは定番ですよね~!!このヌメ革部分にシミが出来てしまったり、少し劣化してきているので、思い切って染め直しをして、お色を変えたいとご相談を頂きました~!!ありがとうございますm(__)m
今までこのLouis Vuittonルイヴィトンのバッグのヌメ革のカラーチェンジは何度も施工をさせて頂いております。グリーンにしたり、ブルーにしたり、黒にしたりとお客様のお好みのお色にすることで、オリジナルバッグに生まれ変わってとてもかわいく仕上がります!!今回のお客様は少し明るい目の赤にしてほしいという事でした(^^) 赤も施工実績がございましたし、ヌメ革の劣化状態もまだ染め直しすることが出来そうでしたので、ご依頼を受けさせていただく事になりましたm(__)m
それでは始めにBEFORE画像をご覧頂きたいと思いますm(__)m
いかがでしょうか。
まだちぎれてしまったり、ひび割れていたりはしていませんが、少し汚れてしまってシミになったり、黒ずんでしまっています。このようになってしまったら、クリーニングで綺麗にすることは難しいんです(^-^; 今まで何度もヌメ革に水や雨などがかかってしまってシミになってしまいました~( ;∀;)クリーニングしてください~( ;∀;)とお問合せを頂いております…ですがこのヌメ革という革は表面に塗膜がありませんので、すぐに革の中まで染み込んでしまってシミになってしまいます(^-^; 革の中まで入り込んでしまった物はほとんどとれる事はないんですよ…。 インターネット上にもいろいろなことが書いてあるものを、私も色々と試したことがあるんですが、やはりシミを取り除く事はできませんでした…。
ですので、こちらのバッグのようにシミ、黒ずみ、革の劣化が見られる場合は今回のお客様のように染め直しをして、さらにお色を変えることで自分だけのオリジナルバッグを作ることが出来ますので、ヌメ革のバッグのシミ、黒ずみなどでお困りの方は革研究所東大阪店までお気軽にお問合せしてみてくださいね~!!
それでは施工方法のご紹介をさせて頂きたいと思います~m(__)m
今回のバッグの施工に関しては部分的な染め直しになりますので、マスキングがとても重要になります。モノグラムの部分に塗料が付いてしまって汚してしまわないように、ヌメ革部分以外の部分にマスキングテープを貼っていきます。この工程で手を抜いてしまうとモノグラム部分に塗料が飛んでしまって、取り返しのつかない事になってしまうので、しっかりとマスキングをさせて頂きました。マスキングテープは剥がしたときにテープのノリが残りませんので、キレイにバッグを保護することが出来ます(*^-^*)
ヌメ革部分以外をマスキングしたら、ヌメ革をクリーニングしていきます。クリーニングといっても黒ずみを除去する感じではなく、表面に付いたほこりや簡単にとれる汚れを取り除き、油分などを除去するイメージです。レザークリーナーを使ってふき取りのクリーニングをしていきます。
汚れがある程度取れたら、次は研磨をしていきます。少しひび割れてしまってる部分やざらつきがある部分をなだらかにしていきます。この工程もとても重要で仕上がりにかなり影響するので、丁寧に施工をさせて頂きました!!研磨したら、研磨のカスのようなものが出てしまいますので、アルコール系のものでサッとふき取っていきます。カスを取り除くと同時に余分な油分も取り除く事が出来ます(*^-^*)これで下準備が完了しました~!!
下準備が出来ましたので、次は染料を使って革にお色を入れていきます。染料を使って革自体にお色を入れることで、後工程で使う顔料の発色がよくなったり、顔料の定着がよくなったりするので、とても重要な工程になります。仕上がりが赤ですので、赤の染料を革に塗布していきます。染料ですので、しっかりと革にお色が入ってくれました(^^)
革にお色が入りましたので、次は顔料を使っての1回目の染めの工程に入ります。打ち合わせをさせて頂き、決めたお色に顔料を調色していきます。比較的明るい目の赤をご希望されましたので、そのお色に合わせてお色を作っていきました。いい感じにお色が出来ましたので、ヌメ革の部分に塗布していきます。赤というお色は少し発色しにくいお色ですので、何度か重ね塗りをしないといけませんが…おまりベタ塗りにならないように注意して施工をさせて頂きました(^^) ベタ塗り感なく、キレイに染めることが出来ました。
1回目の染めがキレイに出来たら、ここで一度しっかりと乾燥させてから、仕上げの工程に入ります。仕上げに使う塗料をもう一度調色し、色止め材を加え、ツヤ感を調整します。 少しツヤのある方がいい感じに仕上がりそうなので、ツヤを調整し、塗料を調合しました。調合した塗料をヌメ革の部分に塗布していきます。お色とツヤ感が均一になったら、これでヌメ革のカラーチェンジが完了です~!!
最後にマスキングを剥がしたら、作業完了です!!それではBEFORE→AFTER画像をご覧頂きたいと思います~!!
いかがでしょうか~?
シミが出来てしまったり、少し劣化してしまったヌメ革部分が赤く染まって、すごくかわいいバッグになりましたよね~!!
こんな感じで自分だけのオリジナルのバッグにしてしまうのもすごくいいと思いませんか~!!
お客様にお渡しさせて頂きましたところ…イメージ通りですごくかわいい~!!と喜んでいただく事が出来ました~!!
ご依頼を頂きましてありがとうございました~!!
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