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2024/09/24

ソファー修理 1人掛け ソファー 色あせ修理 染め直し リカラー

ソファー修理、ソファー染め直しの革研究所東大阪店、生野(ショウノ)でございますm(__)m

1人掛けソファーの色あせの補修、お色の塗り直し(リカラー)のご依頼を頂きましたので、ご紹介させて頂きます(*^-^*)

 

今週も始まりましたね~(*^-^*)先週はとても早かったです(^-^; 週末は少し涼しくなって、過ごしやすい気候になってきました~!! 毎日バタバタさせて頂いておりますが…革研究所東大阪店はまだまだ余裕がありますので…たくさんのご依頼、ご相談をお待ちしております~m(__)m

 

さて、今回ご依頼を頂きましたのは、1人掛けのソファーになります。革はとても柔らかくて、手触りの良い革が使われています。まるでラムスキンのような柔らかさと手触りでした。ですが、あまりソファーにはラムスキンが使われることはあまりありませんので、カーフスキンのような上質な牛革だと思います。こちらのソファーなのですが、日当たりのよいお部屋で使用されていたのでしょうか、日焼けをしてしまったように日が当たったところのお色が抜けてしまっていました。座面の奥の方は元のお色おようなダークブラウンでしたが、それ以外の部分は色が抜けて白に近いくらいのお色のソファーになってしまいました。 このままではかなり見た目が悪いので、一度お色を塗り直しをしてキレイにしてほしいというご相談を頂きました(^^) ありがとうございますm(__)m

 

今回のお客様は直接ソファーを持ち込みして頂けましたので、修理の方法などをご説明させて頂きまして、ご依頼を頂く事になりました(*^-^*)ありがとうございます。

 

今回のソファーを染め直しするにあたって、お客様にご説明をさせて頂いたのは、少し革が硬くなってしまう可能性がある事です。ソファーの座面などは特になのですが、手でさわってみるとかなり柔らかくて手触りがかなりやさしい感じでした。ですがこれはおそらくこすれてしまってすこし毛羽だってしまった感じで、スエードのような雰囲気の出触りになっていました。ですが、染め直しをするにあたって、この毛羽だった状態では塗料のノリが悪く、うまくお色が入らない可能性が高いので、この毛羽立ちはおさえてしまわないといけません。この毛羽立ちをおさえると、どうしても少しだけ革が硬くなったような手触りになってしまいます。おそらく新品の時のような手触りに戻るイメージなのですが、今の状態よりも硬くなってしまうので、仕上がったものを見るとどうしても硬くなったという印象になってしまいます。  ですが、このことはある程度ご説明をさせて頂きまして、ご理解をしていただけましたm(__)m

 

今回のソファーと同じように、革を染め直しすると、どうしても染め直しをする前よりも硬くなってしまう事があります。これはご依頼していただくお客様によく質問を頂きます。大切なお財布やバッグ、ソファーがカチカチになってしまうとショックですよね~(^-^; ですが、安心してくださいね。カチカチになることはほとんどないと思います。修理前のものは使い込んでいて、かなり馴染んでいると思います。ですが、染め直しなどリペアをすることで、馴染んだ状態よりは少しは硬くなりますが、カチカチになるというよりは、シャキッとするようなイメージです。ですので、よくカチカチになりませんか?という風に質問される方もいらっしゃいますが、ちょっと違うんですよ。もともとのように少ししっかりするという感じで考えて頂ければと思いますm(__)m ですが…修理を依頼されるときに気になることがあれば、なんでも聞いてくださいね~(^^) 安心してご依頼を頂けるように、丁寧にご説明をさせて頂きたいと思います~!!

 

さて、それでは施工のご紹介をさせて頂きたいと思います(^^) まずは施工前のソファーをご覧くださいm(__)m

いかがでしょうか~??

座面の奥の方はまだダークブラウンのようなお色が残っていました。ですがそれ以外の部分のお色はほとんど抜けてしまっていました(^-^;

これはこれで味があるという方もいらっしゃるのでしょうが…やはり、古くなってしまった印象のソファーになってしまいました。

そこで染め直しでお色をもう一度入れ直しをすることで、キレイに復活させることが出来るかと思います!!座面の奥のようなしっかりとしたダークブラウンに復活させたいと思います~!!

 

それでは施工のご紹介をさせて頂きますね(*^-^*) 先ず始めにクリーニングをしていきます。全体にブラシをかけて、埃などを取り除いていきます。その後にレザークリーナーを塗布してブラッシングするのですが、少しクリーナーを塗布しただけで革に染み込んでしまう状態でしたので、クリーナーを使ってのクリーニングをすることは出来ません。革に液体が染み込んでしまうという事は、塗膜などがなくなってしまった状態ですのでレザークリーナーを塗布すると革が傷んでしまう事がありますので、今回はクリーニング無しにしました。ふき取る程度のクリーニングをいつもはするのですが、革が柔らかいので、傷めないようにしました。あまり汚れもみられなかったので、無しでも問題なさそうでした(^^)

 

クリーニングが終わったら、染料を使って革にお色を入れていきます。通常、同色への染め直しの場合は染料を使う事はないのですが、今回のソファーはお色の抜けがひどく、革にほとんどお色がありませんでしたので、染料を先に入れることで後工程で塗料の発色がよくなると判断しましたので、先にブラウンの染料で革にお色を入れてしまいました。全体に染料を塗布して、革自体に着色しました。しっかりとお色が入りましたよ~(*^-^*)

 

お色が入ったので、次は下地の処理をしていきます。全体を確認しましたところ、大きなキズなどはありませんでしたが、座面などは少し引っ掻いたようなキズがあったり、スレてしまったりして少し毛羽だったようになってしまっていました。このあたりをできるだけキレイに修復してキレイな下地を作っていきたいと思います。 このような場合はスレの補修材を直接刷毛などを使って革に塗り込んでいきます。あまり塗りすぎると硬くなることも考えられますので、できるだけ薄く塗布していきます。補修材は塗布するだけで毛羽立ちをおさえてくれるのですが、乾燥すると少しざらつきが発生してしまうので、塗布して乾燥、そして研磨をかけていきます。ひっかき傷があるところは少ししっかり目に研磨をすることでかなり目立たなくなります。 この工程を何度かくり返しおこなう事で、キズがほとんどないような感じの座面になりましたよ~。

 

さらに背面の部分や裏面の部分もしっかりと塗料がのるように下地を処理していきました。細かい傷なども色々なところにありましたので、すべてキレイに修復させていただきましたよ~!!

 

これで下地がしっかりと出来ましたので、は着色の工程になります。1回目の染めの塗料を調色していきます。ソファーの座面の奥の方の色あせのしていない部分のダークブラウンのお色を作っていきます。ダークブラウンといってもやはりいろいろとあるんですよ。今回のダークブラウンは少し黄色が強めのブラウンといった印象でした。赤と黄のバランスなのですが、黄色を少し多めに配合して、黒でトーンを落としていきます。わずかに白の塗料も加えていって、濃淡も調整しました。いい感じのお色ができたかと思います(*^-^*)

 

塗料の調色が出来ましたので、下地を形成する塗料を加えていきます。調合した塗料をスプレーでソファーに塗布していきます。下地の処理がしっかりと出来ていましたので、キレイにお色が入っていきます。すこしムラになりやすいので少しづつ丁寧に染めていきます。乾燥させながら状態を見て作業をさせて頂きました~(*^-^*)

 

ここで一度しっかりと乾燥させ、お色がキレイに入っているか、塗料がしっかりと定着しているかを確認しました。バッチリです(*^-^*)

 

1回目の染めがキレイにできましたので、仕上げの染めの工程に入ります。仕上げの染めに使う塗料をもう一度調色していきます。調色が出来たらそこに色止め材を加えて、ツヤ感を調整します。もともとほとんどツヤがなくなってしまっていましたが、すこしツヤがある方がキレイに仕上がるかと思いましたので、半艶くらいに仕上げたいと思います。調合した塗料をスプレーでしっかりと塗布していきました。下地、下塗りがしっかりと出来ていましたので、仕上げの塗料もキレイに発色し、ノリもばっちりです(*^-^*) 全体を染めていって、裏側などもキレイに染まりました(^^)均一なお色、ツヤ感になったらこれで染め直しの作業が完了です~!!

 

それではBEFORE→AFTER画像をご覧頂きたいと思います~!!

いかがでしょうか~?

日焼けなどによって色あせしてしまったソファーでしたが、染め直しでお色を塗り直しすることで、とてもキレイに仕上げることが出来ました~!!

お色が抜けてしまっていたソファーもお色が復活することですごく印象が変わって、引き締まったような印象になりましたよね(*^-^*)

ツヤ感も高級感があっていい感じだと思いませんか~(*^-^*) 裏側までキレイにお色が入っていますよね~(*^-^*)

これでまたお部屋の雰囲気も変わって、気持ちよくお使いいただけるのではないかと思います~(*^-^*)

お渡しの際に、お客様もとても喜んでいただく事が出来ました~!!ご依頼を頂きましてありがとうございました~!!

 

 

今回のお客様のソファーのように破れたり、ひどい傷があったりしない場合はカラーリペアが可能でございます。ソファーの場合は革が破れたりしてしまうと張替えの修理になってしまいます。張替え修理の場合はソファーをほとんど分解しなくてはならず、これだけでかなりの加工賃がかかってしまいます。ですが、破れたりする前に、早めにご相談を頂く事で、修理のコストを抑えることが出来ますし、また傷みが少ない状態でご依頼を頂く事で、すごくキレイに仕上げることが出来るんです(*^-^*)

 

ソファーの傷みや色あせが気になったら、まずはお気軽にご相談してくださいね~!!ソファーの状態を見て、クリーニングだけで綺麗になりますよ~(^^)とか…染め直しでお色を入れ直しすることで綺麗になりますよ~(^^)とか…破れてしまっているので張替えになりますが、部分張替えをして、残りはカラーリペアしましょう(^^)とか…お客様のご予算に合わせてできるだけのご提案をさせて頂きたいと思います~!!まずはお気軽にお問合せしてください~(^^)

 

お近くのお客様の場合は無料で出張見積りに伺わせて頂きますよ~!! もちろん金額がご予算に合わない場合はお断りして頂いても大丈夫ですよ~!! 料金はかかりませんので、安心してくださいね~(^^) ソファーの汚れ、ひび割れ、お色の剥がれ、黒ずみなどお困りのことがあれば何でもお気軽にお問合せしてみてください~!! 迅速、丁寧な対応をさせて頂きたいと思います~(^^)ご自宅や会社の応接室、店舗のソファーや椅子などのトラブルでお困りの方は革研究所東大阪店までお気軽にお問合せしてくださいませ~!!

 

たくさんのご依頼、お問い合わせをお待ちしております~!!

 

 

革研究所東大阪店はソファーの修理できます!! ご自宅の革ソファーの汚れ、黒ずみ、劣化などでお困りの方も革研究所東大阪店まで気軽にお問い合わせください~!!

 

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革鞄・バック

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店舗情報

革研究所 東大阪店

代表者 生野 佳孝
所在地 大阪府東大阪市六万寺町2丁目1-5
TEL/FAX 072-947-9822

対応エリア
大阪府・奈良県
(東大阪市 八尾市 大阪市 生駒市 柏原市 藤井寺市 他)
配送修理も対応可能

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

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