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2024/07/16

バッグ修理 カバン修理 CHANELシャネル チェーンバッグ クリーニング 染め直し

カバン修理、バッグ修理の革研究所東大阪店、生野(ショウノ)でございますm(__)m

CHANELシャネルのチェーンバッグの汚れのクリーニング、色あせの補修、染め直しのご依頼を頂きましたのでご紹介をさせて頂きます~(*^-^*)

 

今週も始まりました~(*^-^*)久しぶりに連休させて頂きましたので…今日からまたがんばって修理したいと思います~!!

 

さて、今回のご依頼ですが、CHANELシャネルのチェーンバッグになります(*^-^*)いつもご依頼いただいておりますマトラッセというタイプのバッグとは少し違うデザインのバッグになります。同じチェーンバッグでもいろいろなデザインがありますね~(*^-^*)ですが基本的なCHANELシャネルのデザインは変わらずなんですが、材質が変わるだけでとても印象が変わりますね~(*^-^*)でもCHANELシャネルの高級感というか落ち着きがありとてもおしゃれなバッグになります(^^)

 

こちらのバッグなのですが、s確認させて頂いたところまだまだキレイな状態ではあるのですが、フラップを開けてみると…フラップの形の跡がついたような感じになってしまっていました。フラップを閉めているとあまりわからなかったのですが、意外と汚れや色あせしてしまっているのがわかります。またよく見ると角の部分などは少しスレてしまっていますし、少し黒ずみなどが気になります。お客様は一度キレイにしてほしいという事でした(*^-^*) 今回のお客様のように早めにメンテナンスをしていただく事で、よりキレイに仕上げることが出来ますよ~(^^) やはり修理といっても新品にするわけではありませんので、今の状態よりも少しでもキレイな状態にするというイメージになります。ですが、ご依頼いただいた状態が新品に近ければ近いほどよりキレイにすることが出来ますよ(^^)

 

ですので、バッグの汚れ、キズ、色あせなどが気になったら早めにご相談をしていただければと思います~(^^)早めにご相談をしていただく事でよりキレイに修復することが出来るんです~(^^) お問合せおまちしていますね~m(__)m

 

さて、今回ご依頼をいただきましたバッグの材質はラムスキンという生後1年以内の羊の革が使われています。このラムスキンというのはとても希少なもので、手触りがとても柔らかくて、繊細ですごく高級感のある材質です。CHANELシャネルのような高級ブランドバッグによく使われている革になります。こちらのラムスキンという革なんですが、繊細な革ですので染め直しやキズの修復などにも少し技術が必要になります。基本的に革の修復の方法の工程は同じではあるのですが、どこまでするかしないかというところも見極めがとても重要になるんです。この見極めがうまくできないとラムスキンの手ざわりなどが硬くなってしまったりすることがありますし、キズを修復するときに革を傷めたりすることがありますので、修理には注意が必要ですし、見極めることが出来る経験が必要になります。この経験が技術という事なんですm(__)m 革研究所東大阪店ではラムスキンのバッグやお財布などの修理実績が多数ございますm(__)m 安心してお任せして頂ければと思います~(*^-^*)

 

さて、それではまずBEFORE画像をご覧頂きたいと思います(*^-^*)

いかがでしょうか~?

パッと見た感じではまだまだキレイな状態のバッグのように見えますね~(*^-^*)

ですがよく見るとやはり角部分などは少しスレてしまってパイピング部分が汚れて毛羽だったようになっています(^-^;

また全体的に黄ばんだようになってしまっており、フラップを広げた部分より汚れたような状態になっています。やはりお色が白に近いベージュ系のお色ですので、どうしても汚れてしまいますよね~(^-^;

このような汚れはホントに最初のころでしたら、軽くクリーニングをすることで除去することは出来るのですが、革自体に汚れが染み込んでしまってシミになってしまったり、塗膜が変色したり、色あせしたりしたものは染め直しをしないとキレイな状態に修復することは出来ないんです(^^)染め直し(リカラー)することでとてもキレイに復活させることが出来ると思いますので、とてもキレイになりますよ~!!

 

それでは施工のご説明をさせて頂きますね~(^^) お客様も大切なバッグの修理を預けるお店をいろいろと調べたりして、お店を選ばれると思います。ですので革研究所東大阪店ではこちらのブログでどのような方法で修理をするかご紹介をさせて頂いております。修理をするお店を選ぶ時の参考になさってくださいね~m(__)m

 

まずは全体をクリーニングしていきます。ラムスキンのクリーニングはすこし状態を見ながらの施工になります。先ほどもいいましたが、ラムスキンはとても柔らかく繊細ですので、クリーナーを塗布したら染み込んでしまったり、シミを作ってしまう可能性がありますので、柔らかいウエスにクリーナーを塗布してふき取るような作業になります。革の状態によってはクリーナーを塗布してブラッシングをすることも可能なんですが、今回は汚れ自体も軽度ですので汚れをふき取って汚れを落とすだけでも十分キレイにすることが出来ました。少し汚れが残りましたが、染め直しで綺麗に修復できるくらいは汚れが落ちたと思いますm(__)m

 

汚れがキレイに落ちたら次はキズやスレを修復していきます。角部分やパイピングの部分はスレてしまって毛羽だったようになっていました。こちらをキズの修復材で補修していきます。今回のバッグのような軽度のスレでしたら、キズの修復材で綺麗に補修することが出来ます。キズやスレの状態が悪ければ、違う溶剤を使う事もあるのですが、この溶剤の選択も状態を見て経験で選定をします。スレてしまって毛羽だってしまった部分にキズの修復材を塗布していきます。塗布することで毛羽立ちをおさえることが出来ます。ですが毛羽立ちをおさえるだけでは少しざらつきが残ります。ざらつきが残ってしまうと手触りが悪いので研磨をかけていきます。研磨をすることでざらつきを無くして滑らかな手触りにしていきます。一回ではキレイにすることが出来ませんので何度かこの工程を繰り返し行ってスレを修復していきました(^^) とてもいい感じにスレを修復することが出来たと思います!!

 

キズの修復がキレイに出来たら、次は着色の工程に入ります。1回目の染めの塗料を調合していきます。ベージュというと単純に考えると白に黄色を混ぜたらできるように思いませんか~?私もこの仕事をする前にはそんな感じで単純に思っていました(^-^;ですが、お色を再現するというのはとても難しかったですね~(^-^; 単純にベージュといっても白、黄、赤、黒、まれに青が必要になることがあります。すごく複雑な調合なんですよ~( ;∀;) この仕事を始めたときはこの調色という作業はすごく大変でした(>_<)時間をかけてお色を混ぜていってもなかなかお色の再現が出来ずに苦労したのですが…今はまぁまぁ早くお色を作ることが出来るようになりましたよ~!!どんなお色が含まれているか…想像ができるようになりましたm(__)m 今回のバッグのお色は青は含まれていませんでしたが、4色の塗料を使ってお色を再現することが出来ました!!100%一致させることは難しいですが、ほぼ印象を変えることのないくらいは再現することが出来ます!!このお色の調色も職人によって仕上がりが変わる事がありますので、革研究所東大阪店のホームページにはいろいろな修理実績を掲載させて頂いていますので、参考にしてくださいね(*^-^*)

 

調色した塗料に下地を形成する塗料を加えて、1回目の染めの塗料が出来ました。出来上がった塗料をスプレーを使って全体に塗布していきます。黒ずんでしまった部分などはこの1回目の染めの作業でほぼ消してしまいます。少しムラになりやすい塗料ですので、薄く塗布して乾燥させるという工程を繰り返し行う事でムラにならずにお色を入れることが出来ます(^^)全体にムラなく塗料を塗布して、キレイにお色が入ったら、これで1回目の染めの作業完了になります~!!

 

パッと見た感じではこの状態でもすごくキレイなバッグになったのですが、この状態ではお客様にお渡しすることが出来ません。1回目の染めの塗料はお色が止まっていないんですね~(^-^;このまま使うと少しべたつきもありますし、衣服にお色が移ってしまうんです。ですので、次の最終の染めの工程が必要になります。最後の工程は色止め、ツヤ感の調整、最終のお色の調整の工程になります!

 

仕上げに使う塗料を調合していきます。1回目の染めの工程と同じように塗料を調合していきます。バッグの元のお色に合わせてお色を作っていきます。お色を作るのは1回目と同じですね~(^^)いい感じにお色を作ることが出来ました。お色が出来たらこの塗料に色止め材を塗布していきます。色止め材を加えて、さらに仕上がりのツヤ感を調整します。今回のバッグは比較的ツヤ感のないバッグでしたので、少しマットな雰囲気になるように調合させて頂きました~!!

 

塗料の調合が出来ましたので、もう一度スプレーを使ってバッグに塗布していきます。全体にまんべんなく塗料を塗布していきます。ここでも少しづつ丁寧に作業をすることで、とてもキレイにお色が入っていきます。またしっかりと塗布することで色移りなどすることがないようになります。ツヤ感も均一になったらこれで染め直しの作業完了になります~!!

 

それではAFTER画像をご覧くださいませ~m(__)m

いかがでしょうか~?

とてもキレイに仕上げることが出来たかと思います(*^-^*)

全体的に少し黄ばんでしまったようになっていましたが、キレイなベージュになったかと思います!!黄色に近いベージュが白に近いベージュになりましたよね~!!

すごく清潔感のあるお色に復活したように思います!!

またかど部分やパイピングのスレも補修され、お色が入ってとてもいい感じになりました!!黒ずみもほとんど分からなくなりましたよね~(*^-^*)

お客様にお渡しするときにすごく喜んでいただく事が出来ました!!

私としても喜んでいただく事が出来てとてもうれしく思います~!!

ご依頼を頂きましてありがとうございました~!!

 

今回ご紹介させて頂いたように、革研究所東大阪店ではラムスキンのバッグもとてもキレイに修復させることが出来ますよ~!!バッグの修理でお悩みで、お店選びをされている方がいらっしゃいましたら、一度革研究所東大阪店にもお問合せをしていただければと思います~!! バッグの状態をみて、適切な修理方法をご提案させて頂きたいと思います~(*^-^*)

 

バッグやお財布、ソファー、革ジャン、ブーツなどの革製品の修理なら革研究所東大阪店までお気軽にご相談くださいm(__)m修理実績多数の革研究所東大阪店なら安心してお任せしていただけるかと思います(*^-^*) お急ぎの修理もご相談して頂ければできるだけ対応させて頂きたいと思いますので、なんでもおっしゃってくださいね~!! よろしくお願いいたします~m(__)m

 

それでは今週もたくさんのご相談、ご依頼をお待ちしております(*^-^*)

 

 

革研究所東大阪店はソファーの修理できます!! ご自宅の革ソファーの汚れ、黒ずみ、劣化などでお困りの方も革研究所東大阪店まで気軽にお問い合わせください~!!

 

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店舗情報

革研究所 東大阪店

代表者 生野 佳孝
所在地 大阪府東大阪市六万寺町2丁目1-5
TEL/FAX 072-947-9822

対応エリア
大阪府・奈良県
(東大阪市 八尾市 大阪市 生駒市 柏原市 藤井寺市 他)
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