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革修理ブログ
2024/03/05
くつ修理 HERMESエルメス レディース ブーツ つま先 キズ補修 染め直し
ソファー修理、革くつ修理の革研究所東大阪店、生野(ショウノ)でございますm(__)m
HERMESエルメスのブーツのつま先のキズの補修、スレの補修、染め直しのご依頼いただきましたので、ご紹介をさせて頂きます(*^-^*)
今日は朝から雨ですね~(^-^; しかも少し寒いですね(^-^; すこし花粉は少ないからうれしいです(^^) 今日も一日頑張って修理したいと思います~!(^^)!
さて、今回のご依頼ですがHERMESエルメスのブーツになります。女性用のショートブーツでお色は黒です。こちらのブーツですが、つま先部分がスレたり、キズが付いてしまってお色がハゲてしまっている部分がありました。このつま先の部分をキレイにしてほしいという事でご相談を頂きました。ブーツを確認しましたところ、一部深いキズはありましたが、まだ修復可能なレベルのキズでしたので、補修して染め直しをすることで綺麗になりそうでした。少し色あせしているようにも思えたので、全体を染め直しもご提案させて頂きましたm(__)m
HERMESエルメスのブーツですが、とても良い革が使われていますね。塗膜もしっかりとしているし、バッグやお財布とはまたすこし違う感じがします。ですが、靴のつま先部分はどうしてもどこかに当たってしまったりしてキズが付いてしまいますね。これは革が上質だとしてもしょうがないですね。どんな革靴でもこうなります(>_<) ですが、軽度のキズでしたら補修すればキレイに復活させることができますので、あきらめないでご相談くださいね~。
まずはクリーニングをしていきます。つま先以外はそこまで傷みはありませんでしたので、直接クリーナーを塗布してブラッシングしていきます。汚れをしっかりと落とすことができました(^^) 汚れが落ちたらつま先のキズの補修をしていきます。 キズがついて塗膜が剥がれている部分は接着剤で貼り付けたりすることもありますが、今回は薄く剥がれていましたのであえて剥がしてしまって補修材で埋めていく方がキレイに修復できると判断しました。
スレてしまった部分にキズの補修材を塗布していきます。スレて毛羽だった部分を補修し、研磨をしていきます。何度かこの工程を繰り返して少しづつキズを埋めていきました。すごくキレイに修復することができたかと思います(*^-^*)
修復が終わったら、全体を研磨していきます。キレイな塗膜は、塗料のノリが悪いので、研磨をすることで塗料の定着をしっかりとさせることができます。この工程はとても重要なんですよ(^^) 研磨をした後に下地処理材を全体に塗布していきました。
下地ができたので、1回目の染めの工程に入ります。1回目の染めの塗料を調合していきます。黒の塗料にキズを埋めてくれる塗料を加えていきました。調合した塗料をスプレーでブーツに塗布していきました。キズも埋めてくれるので、つま先部分は少ししっかり目に塗布していきました。ここでキッチリとお色を入れましたよ~(^^)
1回目の染めがキレイにできたらここで一度乾燥させます。研磨のかいもあってキレイにお色が入りました!!
キレイにお色が入ったので、仕上げの染めの工程に入ります。仕上げの塗料を調合していきます。黒の塗料に色止め材を添加し、ツヤ感の調整をします。すこし落ち着いたツヤ感に調整させて頂きました~(*^-^*) つま先部分は特にしっかりと塗料を塗布しましたよ~!! 全体がキレイになったらこれで染め直しの工程が完了です~!!
それではBEFORE→AFTER画像をご覧いただきます~!!
いかがでしょうか~?
スレてしまってお色がハゲてしまったつま先がとてもキレイになったと思いませんか~?
キズもありましたが、いい感じに埋まりましたよ~!!
とてもキレイに仕上げることができたかと思います(*^-^*)
しっかりとした黒のブーツになりました!! やはり色あせがありましたね~!!
また気持ちよく履いていただけると思います!!
ご依頼を頂きましてありがとうございました~m(__)m
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