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革修理ブログ
2024/02/08
バッグ修理 ボッテガヴェネタ ブリーフケース カラーチェンジ 色変え
ソファー修理、バッグ修理の革研究所東大阪店、生野(ショウノ)でございますm(__)m
ボッテガヴェネタのブリーフケースのカラーチェンジのご依頼を頂きましたのでご紹介させて頂きます~m(__)m
もう木曜日じゃないですか~(^-^; 毎日早いですね~(^-^; 今日も寒いですけど…今日も一日頑張っていきましょ~!!
さて、今回のご依頼ですが、ボッテガヴェネタのブリーフケースになります。こちらはグレーとオリーブ系のお色のツートーンのバッグになります。ボッテガヴェネタの特徴でもあるイントレチャートの部分もございます。持ち手の部分はキャンバス生地になりますので、今回は染め直しなどは施工いたしません(^^) この持ち手以外の部分を少し暗い目のネイビーにカラーチェンジしてほしいというご相談を頂きました(^^) カラーチェンジですので、明るいお色にしたりすることは出来ない事が多いのですが、濃い目のネイビーでしたらカラーチェンジ可能かと思います。
お客様は店頭に来られていましたので、ご説明をさせて頂きました。また、カラーサンプルの中からお色を選んでいただきましたので、選ばれたお色に調色し、カラーチェンジをさせていただきたいと思います!!
始めにクリーニングをさせて頂きました。今回のバッグですが、いつものお財布のような柔らかい革ではなく、少し丈夫な革が使われておりましたので、直接クリーナーを塗布して大丈夫そうです。ですので、クリーナーを付け、軽くブラッシングして汚れを浮かせてから拭き取っていきました。 お財布とバッグで用途によって違う革が使われているんですね~(^^) さすがボッテガヴェネタです(^^) ブラッシングもできましたので、かなり汚れを落とすことができましたよ!!
クリーニングが終わったら、全体を軽く研磨をして、塗料のノリをよくしてから染料を使っての染めの工程に入ります。仕上がりのお色に近いブルーに調色した染料を全体に塗布していきます。ここでしっかりと革をブルーにしてしまいました。染料による染めが終わったら、次は角部分などのスレやキズを補修していきます。角部分には少しひどい傷がありましたので、キズの補修材を使って丁寧に補修させて頂きました。 補修材でキズをある程度埋めてから研磨をしていきます。何度かくり返して行う事でキズを目立たないようにしていきました!! とてもいい感じに補修することができました~!!
キズの補修が終わったので、染めの工程に入ります。お客様にお選びいただいたカラーサンプルを参考にお色を作っていきました。落ち着いたとてもいい感じのお色ができたかと思います。調色ができましたので、全体に塗料を塗布していきます。少しづつ丁寧に塗料を塗布していきます。乾燥させながら丁寧な作業が必要になります。 イントレチャートの部分はスプレーに角度をつけていろいろな角度から塗料を吹き付けて、見える部分はしっかりと着色していきました!! 全体にしっかりとお色が入ったらこれで1回目の染めが完了です~!!
1回目の染めが終わったら、一度しっかりと乾燥させてから、仕上げの工程に入ります。
仕上げに使う塗料を調色していきます。ここでもお選びいただいたカラーサンプルを参考に塗料を調色させて頂きました。さらに色止め材を添加し、ツヤ感を調整、塗料を作りました。調合ができましたので、この塗料を全体に塗布していきます。 先ほどと同じようにいろいろな角度から塗料を吹き付けていきました!! しっかりとお色が入ったので、これで染めの作業完了です!!
今回のお客様はポリマー加工のご依頼も頂きましたので、染め直しの後にポリマー加工を施工させて頂きました!! ポリマー加工をすることで革をサラサラにして、キズや汚れをつきにくくさせることができます!!
それではBEFORE→AFTER画像をご覧ください~!!
いかがでしょうか~?
グレーとオリーブ系のツートーンのバッグでしたが、ブルーのバッグに生まれ変わりましたね~!!
キレイなお色だと思いませんか~!
角部分のスレてお色がハゲてしまっていた部分も補修されてほとんど分からなくなりました!!
新しいバッグになったみたいですね~(^^)
お客様とても喜んでくださいました~!!
ご依頼を頂きましてありがとうございました~m(__)m
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