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革修理ブログ
2024/01/26
財布修理 カルティエ 長財布 スレ補修 染め直し リカラー
ソファー修理、財布修理の革研究所東大阪店、生野(ショウノ)でございますm(__)m
カルティエの長財布のスレの補修、染め直しのご依頼を頂きましたので、ご紹介させて頂きます(*^-^*)
今日もとてもいい天気ですね~!! それにしても寒いです(>_<) ちかくの小学校ではインフルエンザが流行っているみたいです(>_<) 気を付けないといけませんね~(^-^; 今日も頑張って修理したいと思います~!! よろしくお願いします~m(__)m
さて、今回ご紹介させて頂きますのはカルティエの長財布になります。お色は黒でツヤ感のあるキレイなお財布です。こちらのお財布ですが折れ曲がる部分が特にこすれてしまってお色がハゲてきてしまいました。また全体的に細かいスレや小傷がついてしまいました。このお財布を一度キレイにしてほしいとご相談を頂きましたm(__)mありがとうございますm(__)m
お財布を拝見させて頂きましたところ、お色は剥がれてしまって少し古い印象になってしまっていましたが、特にひどく深いキズはありませんでしたので、スレを補修し、染め直しすることで綺麗に復活させることが出来そうでした。お客様にご説明させて頂き、ご依頼を頂く事になりました!!
今回のお財布ですが、ステッチ(糸目)が黒ではなくグレーの糸で縫製されていましたので、グレーのまま染め直しすることは出来るかとご質問を頂きましたが、同色への染め直しの場合は糸目を残すことは可能でございます。糸目をマスキングして染め直しすることで糸のお色をそのまま残して染め直しすることができます。カラーチェンジの場合は糸目を残すことができないので、ご依頼の際にお問合せ頂ければと思います。
それでは施工のご紹介です。今回はお財布という事ですので、毎日お使いでしょうし、また手で持つことが多いので、手垢などの油分が付着している事が多いです。ですので、クリーナーを直接塗布してブラッシング、汚れをかき出してしっかりクリーニングをしました。その後、脱脂をして財布に付いた油分を除去していきます。油分が残っていると塗料の剥がれが起こることがありますので、丁寧に作業させて頂きましたm(__)m
クリーニングが終わったら、糸目をマスキングしていきます。糸の幅くらいにカットしたマスキングテープを糸目に貼り付けていきます。糸が出てしまっていると塗料が付着し糸の色が変わってしまうので、慎重にすべての糸をマスキングしていきました。これはとても時間がかかる作業出です(^-^; 頑張ってすべての糸をマスキングしました~!
糸のマスキングが終わったら次はスレの補修に入ります。スレの補修材をウエスで擦りこむように塗布していきます。塗料がはがれてしまって少し毛羽だったようになってしまっていましたが、補修材を塗布することで、毛羽立ちをおさえてしまいます。毛羽立ちをおさえてしまってから、研磨をかけていきます。研磨をかけることでざらつきを無くし、フラットで綺麗な表面を作っていきます。ひどい傷などは完全に消すことは難しいですが、細かい傷などはこの工程でかなり目立たなくなります。
スレやキズの修復が終わったら、次は染めの工程です。1回目の染めに使う塗料を調合していきます。キズを埋める成分も入っていますので、この塗料を塗布することでさらにキズも目立たなくなります(^^) 全体にムラなく塗料を塗布していきます。塗布して乾燥させながら、お色を入れていきます。何度か重ね塗りをして、とてもいい感じにお色が入ったかと思います!!
次は仕上げの染めの工程です。仕上げお染めの工程では最終の着色、色止め、ツヤ感の調整をします。仕上げの塗料を調合し、全体に塗料を塗布していきます。もともとの財布はツヤ感強めでしたので、少しツヤ強めで調節させて頂きました~!!
キレイに復活しましたので、BEFORE→AFTER画像をご覧ください~!!
いかがでしょうか~?
お色がハゲてしまった部分にもお色が入ってすごくキレイになりました!!
細かい傷もほとんど分からなくなりました~!!
グレーのステッチもばっちり残っていますよね!!
これでまた気持ちよくお使いいただけるのではないかと思います(^^)
ご依頼を頂きましてありがとうございました~m(__)m
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