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革修理ブログ
2023/12/18
革くつ修理 マグナーニ オパンカ製法 ビジネスシューズ カラーチェンジ
ソファー修理、革くつ修理の革研究所東大阪店、生野(ショウノ)でございますm(__)m
マグナーニというブランドの革靴のカラーチェンジのご依頼を頂きましたので、ご紹介をさせて頂きます(*^-^*)
今週もはじまりました~(*^-^*) 先週は少しバタバタしていたのと、とうとう体調を崩してしまっておりました(>_<) 今年は胃腸の風邪が流行っているようで…かなりしんどい風邪でしたが…何とか復活しました~m(__)m ブログも少しサボってしまいました(*_*) きょうからまた頑張っていきます!! 今年もあと少しですが頑張っていきましょ~!!
さて、今回のご依頼ですが、マグナーニというブランドの革靴になります。元のお色はブラウンなのですが、ブラックにカラーチェンジしてほしいという事でした。ブラックがもともと欲しかったそうですが、ブラックが売っていなかったそうでブラウンをブラックにしてほしいとのご相談でした。 今回の革靴は少し特殊な製法で作られています。オパンカ製法という方法で作られています。こちらはソールの革が土踏まずの部分にそりあがっている形で縫い付けられています。 かなり特徴的ですがこの反りあがった部分は元のお色で残して、それ以外の本体の部分は黒にしてほしいという事でした。このような場合はできるだけ丁寧にマスキングをして施工することで綺麗に残すことができますので、ご説明をさせて頂き、ご依頼を頂く事になりましたm(__)m ありがとうございますm(__)m
それでは施工のご説明に入ります。今回ご依頼を頂いた靴は新品ですので、汚れを落とすクリーニングは不要なのですが、革靴の施工に関しては、オイルが塗布されていたりするので、油分を除去する作業が必須になります。 新品ではない靴でもお客様自身でオイルを塗ったりしている事が多いので、この脱脂の作業がとても重要になります。
新品の靴を脱脂するのは少し気が引けるのですが…脱脂の作業をしていきます。脱脂をすることでお色にも影響があります…(^-^; 新品のキレイなお色がハゲてしまいました(^-^; ですが、これは必要な工程ですので…逆にある程度お色を剥がすくらいに脱脂させて頂きました(^-^; しっかりと脱脂をしないとカラーチェンジしたときに仕上げの塗料が剥がれることがあるので、しっかりと作業させて頂きました!!
脱脂をして表面の油分や塗料が剥げたら、初めに染料を使って染めていきます。脱脂して塗料が剥がれた状態ですので黒の染料を使って革自体を染めていきます。油分が残っていると染料がはじかれるので、チェックにもなります(^^) しっかりと革に染料を入れて真っ黒になりました。
染料がしっかりと入ったら、普通はキズの修正に入るのですが、今回は新品ですのでキズの補修はありません(^^) この点はすごく楽ちんです(*^-^*) でも新品の作業は逆にキズを付けてしまわないかと…とても気を使います(^-^; 慣れていないのもありますけどね。
次は1回目の染めの工程ですが、その前に浸透材の入った下地処理剤を塗布して、塗料が密着するように下準備をしました。下処理が出来たら染めの塗料をスプレーを使って塗布していきます。ムラになりやすいので、少しづつ丁寧に作業をさせて頂きました~!!
キレイに染まったらここで一度乾燥させ、状態を確認しました!! ムラなくキレイに染められていました!!
キレイに染まったら、仕上げの染めの工程に入ります。もともとの状態が少しツヤ感のあるものでしたので、少しツヤ感を強めの調合し、仕上げの塗料を作らせて頂きました。ここでもスプレーを使い丁寧に染めていきます。 全体にキレイにお色が入ったら、これでカラーチェンジの作業が完了です~!!
それではBEFORE→AFTER画像をご覧いただきますm(__)m
いかがでしょうか~?
ブラウンの革靴が黒の革靴に生まれ変わりました~!!
とても自然で綺麗な仕上がりになったかと思います~!!
ソールの革が反りあがったようなオパンカ製法の部分もキレイに残すことができましたよね~!!
お客様もとても喜んでおられました~(*^-^*)
ご依頼を頂きましてありがとうございました~!!
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