革修理｜東大阪の革修理なら革研究所 東大阪店

ソファー修理、カバン修理の革研究所東大阪店、生野（ショウノ）でございますm(__)m

黒の慶弔用のバッグのアルコールによるシミの修理のご依頼を頂きましたのでご紹介させて頂きます(*^-^*)

 

今日から９月ですね～！夏休みも終わりです～！　暦の上ではもう秋なんですね～(*^-^*)　まだまだ暑いですが…頑張っていきましょ～！！

 

さて、今回のご依頼ですが慶弔用の黒いバッグになります。マットなツヤ感のバッグになります。こちらのバッグなのですが、消毒用のアルコールジェルがついてしまって、気づかずにしばらく時間が経ってしまい、ふき取ったら白く変色してしまったとの事でした(^-^;

 

コロナ禍になってからなんですが、このようなトラブルがとても増えましたね～(^-^;　コロナ禍になる前はこんなに手指を消毒する事なんてなかったですものね～(^-^;　アルコールがとても身近になりました。　

 

革製品の表面は塗料で仕上げられているものが多いので、アルコールがついてしまうと、塗料が溶けてしまったり、今回のように白く変色したりすることがあります。今回はアルコールが革の表面の透明の塗膜を溶かしてしまって、このように白くなってしまったのかもしれません(^-^;

 

他にトラブルで多いのは手を消毒して、まだ完全にアルコールが乾いていないのにバッグの持ち手をさわってしまってお色がハゲてしまったり、持ち手がべたついたりするようなトラブルがとても多いです。コロナが落ち着いた今でもちょこちょこご相談を頂きますね～(^-^;

 

私としてはお仕事を頂けるので…ありがたいのですが…皆さん気を付けてくださいね～(*^-^*)　もし…やってしまった～(>_<)ってなってしまったら…革研究所東大阪店までお気軽にご相談くださいね～！！

 

今回のバッグの施工なのですが、バッグ自体はまだまだキレイな状態でしたので、施工自体は特にお時間はかからなさそうです(^^)はじめは部分補色で対応しようと思ったのですが、やはり部分補色では多少の違和感がでてしまう事がありますので、キレイに仕上げたいのであれば全体をサッと染め直しをしましょうとお話しさせて頂きました。

 

ながく使いたいのでできるだけキレイにしてほしいという事でしたので、全体の染め直しをさせて頂きました～。

 

全体を細かい目のペーパーを使って研磨をしていきます。キレイな状態のバッグでしたので研磨をすることで塗料のノリがよくなるんです(^^)　細かい目のペーパーを使う事で仕上がりにも影響がなく、とてもいい感じに仕上がりますよ～！１

 

研磨が終わったら、全体をアルコールでサッと吹いて、ペーパーの研磨したカスをキレイにします。サッとふき取る程度だったらアルコールを使っても大丈夫ですが…革によっては少しでも変色する事があるので気を付けてくださいm(__)m

 

これで塗料を塗布する下地が完成しました～。　今回は黒ですので、黒の塗料をスプレーガンを使って塗布していきます。白く変色してしまった部分も上から塗料を塗布することで全く分からなくなりました。幸い白く変色しただけで、塗料や革を傷めたりしていなかったので良かったです～。全体をムラなく染めていき、全体が均一に染まったら１度目の施工完了です～！！

 

次に仕上げの染めの工程に入ります。今回のご依頼のバッグは慶弔用のバッグでほとんどツヤの無いものでしたので、マットブラックに塗料を調合して染め直しをさせて頂きました。

 

全体はキレイに染まったらこれで施工完了です～！！

 

それではBEFORE→AFTER画像をご覧いただきたいと思います～(^^)

いかがでしょうか～？

アルコールが付着してしまって白く変色してしまった部分が、まったくわからなくなったのではないでしょうか～！！

とてもいい感じに仕上がりました～！！

これでまた気持ちよくお使いいただけるのではないかと思います！！

アルコールなどによるバッグや財布の変色でお困りの方は革研究所東大阪店までお気軽にご相談ください～！！

ご依頼を頂きありがとうございました～！！

 

革研究所東大阪店はソファーの修理できます！！　ご自宅の革ソファーの汚れ、黒ずみ、劣化などでお困りの方も革研究所東大阪店まで気軽にお問い合わせください～！！

 

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