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革修理ブログ
2020/11/05
Louis Vuittonルイヴィトン ヌメ革部分のカラーチェンジ1
こんにちは。革研究所東大阪店の生野(ショウノ)です。
今日はとてもいい天気ですね~(^-^)今日も一日頑張っていきましょう!!
さて、今日の施工のご紹介ですが、Louis Vuittonルイヴィトンのモノグラムのトートバッグのヌメ革部分のカラーチェンジをご依頼頂きました。
Louis Vuittonルイヴィトンのヌメ革部分に関するお問合せは数多く頂きます。やはり取り扱いが難しいのでトラブルが多いのではないかと思います。特にルイヴィトンではよく使われる素材でおしゃれなのですが、実は取り扱いがとても難しく上級者向けの革素材だと思います。
ですので、日ごろからきっちりしたメンテナンスや取扱をしないとトラブルにつながります。水がついてしまったりするとシミになりますし、汚れを取ろうとすると逆に広がってしまったり…(>_<) また、革の油分が無くなってしまって根革部分などはちぎれたりするトラブルが多いみたいです。
ヌメ革はエイジングと言って革が変化します。きれいな飴色に変化していくのですが…なかなかそこまでたどり着くまでに汚れたりシミが出来たりします。上級者の方はエイジングを楽しむとよく聞くのですが…私の周りにはいません(笑)
ですので、このようなご相談を受けた時には、状態がマシなときにはこれ以上広がらないようにメンテナンス方法を説明させて頂いたリ、またひどい場合には交換や染め直しをおすすめさせて頂いたリしています。
今回のお客様はヌメ革部分をカラーチェンジして欲しいとのご依頼でした。染め直しをすることでエイジングはしなくなるのですが、きれいに長くお使い頂く事ができると思います。塗料で革に膜を貼ることで革の油分を閉じ込めることができますし、水や汚れにも強くなります。
さらにデザイン的にも自分だけのオリジナルバッグを作り上げることができます(^-^) こちらのお客様はご来店頂いてカラーサンプルの中からグレージュに染めて欲しいとの事でした!(^^)! グレージュは女性にとても人気のカラーですよね(^-^) 落ち着いたかわいいバッグに仕上がりましたよ~
今日はBEFORE画像をご覧頂きたいと思います!
やはり底の部分のヌメ革に汚れやシミがありますね(^^;
ですが、まだ状態は悪くなかったのできれいに仕上がりましたよ!!
それでは明日のブログをお楽しみにしてください!!