革修理|東大阪の革修理なら革研究所 東大阪店
革修理ブログ
2020/10/26
一人掛け ソファーの染め直し1
こんにちは。革研究所東大阪店の生野(ショウノ)です。
今週も始まりましたね~。一週間頑張っていきましょ~!!
さて、今日の施工のご紹介ですが、一人掛けのソファーのキズの修理、染め直しのご依頼を頂きました!(^^)!
大阪市内の有名なイタリアンのお店でお引き取りに伺ったにおしゃれでびっくりしました(^^; おしゃれなお店にあまり行かないので…(^^;(笑)
引取の時には、まだまだきれいだと思っていたのですが、いざ引き取ってきて確認してみると色あせや革のシワに入りこんだ黒い汚れなどで状態は悪かったです… ですが革自体は破れなどはなくまだまだ充分使える状態でした。これくらいの状態で染め直しするとまた長持ちさせることができます(^-^)
赤という事で座面の色あせは結構していましたね。赤や黄色は退色や変色がしやすい色です(>_<) 車などでも赤い車は色あせしていることが多いですよね。とてもおしゃれですけど取り扱いはとても難しいお色です。
引き取ってきて、まずはクリーニングに時間をかけました。しわに入り込んだ汚れをクリーナーとブラシを使って丁寧にとっていきます。この工程で手を抜くと…後で苦労します…(^^; まぁどの工程も手を抜くことはできませんが…(>_<) 長年蓄積されていたのでしょうか…結構汚れていましたね…(>_<) クリーニングだけでかなりきれいになったのですが…座面の色あせは逆に際立ってしまいました…(>_<)
クリーニングが終わると次は下地作りです。何か所かキズがついていたので樹脂系の溶剤などを使い埋めていきます。下の方などは足が当たったりするのでキズが多かったですね~。大きな傷は少なかったですが、小さなキズは多かったのでこちらも結構時間がかかってしまいました…
ようやく下地作りが終わると次は染めなおしです。色あせしていない部分に合わせて調色するのですが、最初、普通の赤を使って調色したのですが、なかなかいい色が出ません…(>_<) 当店ではイタリア系のカラーは特別な色味ですので、イタリア系の専用の塗料を用意しています!(^^)! よく見てみると、このソファーはイタリアレッド…イタリア系の塗料の赤を使うと…バッチリの色が出来上がりました~!(^^)!
染め上がりのAFTER画像は明日アップさせてもらいますね~
今日はBEFORE画像をご覧ください(^-^)
ソファーの座面は特に黒ずんだような汚れが目立ちますよね。しわにも黒い汚れが入り込んで線のようになっています。 黒ずみと色あせでソファー全体がつかれたような印象になってしまいますね。
ですが、こちらを染め直しすることでとてもきれいなソファーによみがえりますよ。
それでは明日のブログをお楽しみにしてください!!