コーチ　財布のリペア | 革修理の革研究所東大阪店

革修理ブログ

2023/08/31

コーチ　財布のリペア

ソファー修理、財布修理の革研究所東大阪店、生野（ショウノ）でございますm(__)m

今回はコーチの財布のリペア、染め直しを依頼頂きました。

全体的にスレキズがありましたので補修してから全体を染め直ししました。

財布の修理のご依頼もとても多く頂いております～m(__)mありがとうございます！！

革研究所東大阪店では財布のお色などの修正やファスナーなどの縫製修理も承っております～！！とりあえずはなんでもお気軽に相談してくださいね～！！

今回ご依頼のお財布はコーチの黒のお財布になります～！！

黒の革は基本的には汚れは目立ちにくいのですが、毎日使うものですので汚れたり、色あせてしまうのはどうしようもないです。ですが、白などの明るいお色のものよりは長くお使いいただけるとは思います(^^)

ですが、黒の革も染め直しをする前と後では黒のお色の感じはかなり変わるんです(*^-^*)　これはお客様にお渡しをしたときにとても驚かれます(^^)　今回ご依頼を頂いたお客様も初めはあんまり汚れていないんですけどとおっしゃっておられましたが、仕上がりを見てびっくりされていましたよ！！　こんなに色あせていたんですね～！と言っていただけましたよ!(^^)!　お客様に喜んでいただけると私も頑張って施工した甲斐がありました～m(__)m

あと財布やバッグは角部分が傷んでしまう事が多いです。角部分はスレてしまってキズになってしまったり、スレがひどくなってくるとお色がハゲてしまったりしてしまいます(^-^;　お色がハゲてしまってしまうとどうしても古い印象になってしまいます(^-^;

財布は毎日使うものなので、キレイな状態で使いたいですよね～！！　汚れやキズなどが気になったら早めにご相談ください！！早めにご相談を頂けるとよりキレイに修復することができますよ!(^^)!

さて、施工のご紹介をさせて頂きますが、革製品の染め直しのスタートはクリーニングになります(*^-^*)

革製品のクリーニングはレザークリーナーを使って施工をします。革によってクリーニングの方法も考えながら施工するのですが、今回のお財布は比較的丈夫な革が使われていましたので、レザークリーナーを直接革に塗布してから、柔らかいブラシで汚れを浮かせてから、ウエスで拭きとります。何度か繰り返してキレイに汚れが落ちました(^^)　汚れが落ちたら、ツヤも落ちてしまいますね。でもツヤが落ちたら汚れが落ちたサインでもあります(*^-^*)

しっかりと汚れを落としたら次はキズの修復に入ります。角部分は特にスレてしまっていましたので、革研究所の特殊なキズの補修材を使ってスレやキズを補修します。こちらの補修材はとてもキレイに修復できる革研究所の自社開発の物になります！

この特殊なキズの修復材を使い、丁寧に傷んだ部分を補修していきます。　刷毛などを使って傷んだ部分に補修材を塗布し、乾燥させていきます、乾燥したら研磨をしてキレイな表面を作っていきます。スレて毛羽だったり、お色がハゲてしまった部分を丁寧に修復させて頂きました～！！

キズの修復が終わったら次は全体の細かいキズやスレを補修し、キズの修復が完了です～！！

キズの修復が終わったら次は染めの工程に入ります。染めの工程は２工程になります。１度目の工程では着色とスレキズの修復、しっかりと塗料を革に定着させていきます。２回目の工程ではツヤの調整、色止め、仕上がりのお色の調整になります(*^-^*)

どちらもとても大切な工程ですので、丁寧に作業させて頂きますm(__)m

１回目に染めに使う塗料を作っていきます。これも革研究所の特別な塗料を使って作っていきます。黒ですので、調色はせず、しっかりとした黒の塗料をスプレーを使って塗布していきますm(__)m

ドライヤーを使って乾燥させながら、状態を確認し、作業を進めていきました。ムラなくキレイな状態になったら１度乾燥させます(^^)

しっかりと乾燥したら、最終の染めの工程に入ります。１回目の染めの塗料とは違う塗料を調合し、もう一度スプレーを使って染めていきます。少しづつ丁寧に作業を進めさせていただきました～！！

全体がキレイなお色になったらこれで作業完了です～！！

それではBEFORE→AFTER画像をご覧頂きたいと思います～！！